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僕と僕の大事な人の20年の価値は違う

2020年5月30日、価値観が大きく変わった1日になりました。

僕の祖父が亡くなった日です。

僕は、祖父にとって1番最初の孫であったこともありとても可愛がってくれました。

元気な頃は、宮崎県から当時僕の住んでいた北九州まで月に2回ほど
親戚を車に乗せてきてくれました。

小学生になり、野球を始めると、福岡、長崎にまで車で応援に来てくれました。

そんな祖父は、僕がJR九州入社した年に亡くなりました。

そんな祖父の葬儀の際、僕の父が泣いている姿をはっきりと覚えています。人生で父が人前で泣いているのはこの一回しか見たことはありません。

「恩返ししてあげれんかったな」父から言われたたった一言の意味が当時の僕にはピンと来ませんでした。

僕の父は、会社員ではありますが、お金と時間の自由はある程度持っていたと思います。そんな父がなぜ恩返しができなかったのか?

それは、会社員が年功序列という仕組みだからです。

その時、僕は自分の人生で成し遂げたいこととすごく向き合いました。
「できる恩返しよりも、してあげたい恩返し」ができるようになりたい。

行きたい高校、大学に行かせてもらい、好きな野球を15年も続けさせてもらい、病気になったことで心配もかけてしまっている人生だからです。

僕が、JR九州に勤め続けていても、20年後の50歳になるときは年収でも1000万ほどもらえて、時間的な自由も多かったかもしれません。

ただ、今のままだと経済的、時間的自由を手に入れられるのは20年後になる
20年後の両親の年齢は何歳だろう?とも考えました。

20年経ったとき、自分が恩返ししたい人の状態を考えたとき、自分の人生で成し遂げたいことを実現させるためには、手段を変えることでした。

それが、僕がちゃんと事業と向き合い始めた理由です😀

最後まで読んでいただきありがとうございました😀

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