フリーランスでもお金に困らない入院術!私の体験談
フリーランス歴13年になる、現在41歳のまえだです。
普段は映像制作やインターネットライブ配信で生業を立てていて、既婚子供ありの3人家族です。持ち家。
これまで健康診断らしいものは受けておらず、時折人間ドッグを受けたり献血をしたりしていました。近年はジョギングやカロリー計算をした食事をして健康には気を遣っていたつもりでした。
今回の入院きっかけは「B型肝炎ウイルス」による「肝炎」。ウイルスによって引き起こすこの病は健康に気をつけていただけでは防ぎようがありませんでした。
ということで、そんな少しばかり健康に気遣っていたフリーランスの自分が今回の入院でひどく痛感したことを明確にお伝えしてゆこうと思います。どうぞお付き合いください。
段階を追ってお伝えしたいこと
・収入面の不安
・医療費の不安
・保険について
・入院中のリモートワーク事情
・フリーランス駆け出しの皆さんへ
収入面の不安
これはいつでも、不安になりますよね。
フリーランスで仕事をしていると単身動いていて、自身が動いた分だけ収入になるという形が多いです。
実際は私は2018年までは体を動かして収入を得ていたフリーランスでしたので、もしその状況で入院となったら収入ゼロです。そうなったら期待できるものは妻のパートや親族からの仕送りになるでしょう。もちろんそれに期待できない人もいるでしょう。
そうなった場合を想定してまず先手を撃たねばならないのは、自身の仕事を理解してくれる、そして自身の仕事の50%以上を理解してくれるパートナーを作ることです。
どうするかというと、その方に仕事を紹介することで依頼費の一部をいただくという形をとります。自身はおおよそ2割ぐらいを目安に紹介費を頂きます。5万円の案件であれば1万円を紹介料として。そうすれば、少ないかもしれませんが収入ゼロの回避はできます。もし案件が多いのであれば、他の方にどんどん振っていけば確保できる収入は増えてゆきます。
入院期間が短いならばそれほど気にする必要もないかもしれませんが、長くなるようであれば仕事仲間を作ることはできるだけ早くに進めておく必要があります。ただそのためにも・・・・・
・入院者でないとダメな案件を作らない
・安く受けるのを卒業しよう
・ネットバンキングは当然に
これはもう鉄則です。
一つ目ですが、一人で仕事をしていると「あなたを指名でお願いします」というものがどんどん出てきます。こうなると自己満足感とか、肯定感とか、まぁ色々満たされていい具合に幸せになれるんですけど、有事の際にどうにも動けなくなります。これ、今も私悩んでいますけど。。。指名案件よりも価格の高い新規案件が来ちゃったりね。
なのでできる限りそうした案件は手放しています。他の方に今後依頼できるように、身銭を切って協力者に報酬をお支払いして、自身の仕事を学んでいってもらっています。そうすることで後々自分の首を絞めることを回避できますので、意識するようにしてゆきましょう。
安く受けるのは卒業しよう
初めのうちはついつい安く受けちゃうんですよね。お仕事。
・自分のやっている仕事は大したことない
・そんなに体を動かしていない
・案件貰って実績を積むんだ
・人脈こそ宝!!!!
といった感じで、、、 …間違いでもないんですけどね。初期のうちは。
ただ、いつまでもその意識を保っていると首絞めます。
フリーランスに仕事を頼むのは様々な理由があります。正社員が足りないというのもありますが、安く発注したいとか、新たな風を吹き込みたいとか、あとは「有事の際の尻尾きり」とか。経営が傾いたときに最初に経費削減できるという部分も大きいですね。本当に様々。
発注者はなんらかの思惑で発注をするのですが、そこを見極めるのが大事だと思います。単に安く発注したいだけの案件は仕事・人脈が広がらないと判断できたら潔く切れるように整えましょう。それを受けている理由はただ一つ、他の収入元が心許ないから受けているだけです。発注者の人柄というのもあるかもですが、価格の交渉がどうにもうまくいかない場合はお断りするのも大事です。
私たちが仕事をして得ているお金は、作業で必要とするカロリーによって得ているわけじゃないです。「責任」です。これは覚えておいて損はないです。世の中で管理職になっている人たちが何で高収入なのか。額に汗水光らせている人間が何故薄給で、事務所で書類に目を通しているだけ人間が高給なのか。
仕事の大きさ、責任が大きくなればなるほど報酬は大きくなります。アルバイトやパートのような時給じゃないです。会社員も同じだと思います。新入社員はその役割に責任負ってくれるリーダーや上司がいるから、まだまだ即戦力には心許ないから安いんです。
自身が責任を持ちます。間違いのない仕事をします。だからこれだけのお金をください。そうはっきりとした意識を持ちましょう。なお、どれぐらいの責任を持つかは見積書の中に明記しましょう。「修正は◯回まで」「現地打合せは1回◯◯円」とか。じゃないと、「ちょっとこれ頼むよ」と面倒な事になります。
その辺りは相手を見極める力も必要になりますけど。。。。みんながみんな安い人が欲しいわけじゃないです。確かな人が欲しいのです。
インターネットバンキングを当然に
これはもう今更いうこともないんですけど。。。
ネットバンキングは普通に使えるようになりましょう。お金にルーズなのは、人としての信頼を失います。「忙しくて銀行に行けなくて」とか愚の骨頂です。絶対にやめましょう。
お金というものが「責任の重さ」という前述の通りの認識ですと、「貴方の仕事にはその価値がありませんでした」と言われているような気分になります。これは個人的な感覚なのですが。お金にルーズな人はその他の部分でも様々なトラブルを持ち込みます。これは経験則です。あとは「初依頼にもかかわらず価格交渉を仕掛けてくる方」これも結構碌でもないです。自分がお金にルーズにならないのと同様に、お金にルーズな人間関係も後々整理できるようにしましょう。
入院時、銀行なんて当然のように行けませんしATMも独占すると大変。振り込み手数料もバカになりませんので、インターネットバンキングは出来るようにしておきましょうね。
収入面の不安【人材派遣以外で稼ぐ】
これはもうたくさんありますね。YouTube、Blog、ネット販売、色々。自分に合ったものを探してゆけば良いかと思いますが、私の場合は機材レンタルです。お金がお金を稼いでくれるというパターン。
現在私は1500万円以上を機材購入に投資していますが、今それが私の身を助けてくれています。現場には協力してくれるフリーランスの仲間が直行してくれて、その際の機材は私の機材を使ってくれる。これによって1案件で10万円以上は報酬として入ってきます。それがいくつかあるので、収入としては十分です。
体を動かさずに収入を得る方法。
人材派遣、YouTubeアカウントの育成、blogの構築、機材のレンタル。他にも探せば不動産投資だとか、noteの販売だとか色々あるかと思いますが自分に合うものを見つけてゆきましょう。とにかく体だけに稼がせるのはあまりに危険です。令和の世の中ですので、様々な武器を手に取って試してみましょう。
今回はこの辺りで。
次は入院費用について説明をしてゆきます。