六分儀句会 睦月の段

今回の句会結果とかけて〇ら寿司ととく――その心は?むてんに意気あり!てことでいつもお世話になっている無添の○○寿司の看板が目に浮かびます。次回はリベンジしますとも!

てことで、六分儀句会がいよいよ2巡目になります(*^O^*)



38. しゃくしゃくと冬を落としてゆく鋏 (青に桃々)8点

◎ 佐伯一馬 しゃくしゃくという響きで冬を落とすというのはとても好きです

◎ 宮川由梨 剪定ばさみだろうかと想像し、擬音と「冬を落とす」という表現に惹かれました。

◎ 久留島元 切り絵、紙切りの芸なんかを想像して、切り落とすとさっと春が、なんて想像するととても愉快な句。擬音もいい。

◯ 黒田さつき 釈然としない気持ちを裁ち鋏で断ち切っている⁉️

◯ 岡田朋之 いいですね。発想が好きです。しゃくしゃくの部分がもったいない気も。鋏が切ってれば音は浮かぶので。


43. 古本の文庫は冬の海ぐらり (青に桃々)5点

◯ わたなべじゅんこ 文庫は冬の海、なのか。ぐらりはどことつながっているんだろう?

◯ 宮川由梨 本の山ではなく海とは面白いです。古本とか無造作に積まれた本は、書店でピシッと整頓された新刊とは違う魅力がありますね。

◯ 黒田さつき 危ない危ない〜😱

◯ 髙橋梨華子 古本の静かで重い感じと、冬の海、ぶんことぐらりという言葉が重なって見えておもしろいです。

◯ 久留島元 なんかよくわからないけれどひかれますね。「老人と海」とか、買った古本を読んでその世界に入り込んでしまってるのでしょうかね。


47. 雪兎さみしかろうともう一羽 (宮川由梨)5点

◎ 髙橋梨華子 誰かが作った一匹のゆきうさぎを見てゆきうさぎをもう一匹、だと素敵な風景だなと思います。ほっこり。

◯ 佐伯一馬 作ったことはないですが懐かしい気持ちになります

◯ 山本たくや 孫が作った雪うさぎをみて、もう一羽作ってあげたおじいちゃんの光景が目に浮かびました。

◯ 岡田朋之 ありそうっちゃありそうなんですが、描く景がかわいい。


19. ペンギンとワニの福袋で迷う (久留島元)4点

◎ 黒田さつき え〜い‼️どっちも買っちゃえ〜😆😆

◯ 佐伯一馬 福袋の中でもチョイスが面白いと思いました。ペンギンがいいです。

◯ 宮川由梨 ブランドに疎いのですが、ああ、あれのことねと思わず笑ってしまう。

△ わたなべじゅんこ これは迷う!


21. 我が鼻よ徒歩の睦月を切り裂いて (髙橋梨華子)4点

◎ 青に桃々 鼻の頭から切り開いていく実感があります。一年の最初を自分の意志で歩いていく決意のようです。

◎ 岡田朋之 いいですね。鼻が睦月の空気を切り裂くというのが。切り裂かれそうに痛そうなのは花なのに。


36. そしてなお吐息の白さの駅伝よ (山本たくや)4点

◎ わたなべじゅんこ 駅伝の、襷を繋げってあまり好きではないのだけれど、そのつなぐ感じを「そしてなお」で表現したのがすごい。

◎ 明定朝子 

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