24 六分儀句会　皐月の段

毎度遅れ遅れになっています……(;_;)

14. 万緑や動きの鈍い万歩計　（山本たくや）4点
◎　明定朝子　緑の美しい季節、早足でスタスタ歩くなんてもったいないですよね。
◯　黒田さつき　こんなに歩いたのにまだこれだけ⁇
万歩計のせいではないかも😂
◯　佐々木ふく　動きが鈍いのは万歩計か、それとも自分自身か…万緑のエネルギーが、鈍いなぁというネガティブな気持ちすらも受け止めてくれるように感じました。

16. 姉妹行く饅頭屋にも鯉のぼり　（髙橋梨華子）4点
◎　黒田さつき　老舗のお饅頭屋さん😋
◯　美稲しょうこ　昨今は「こどもの日」表記の幟や広告ばかり、そういえば端午は男の子の節句だったなぁと思い出しました。ジェンダーレスな時代を反映した句。
◯　明定朝子　昔は5月になるとあちこちに鯉のぼりが上げられていたけど最近は見ませんね。あら、饅頭屋さんにいましたね。

26. 紫陽花が揺れるの脳が揺れてるの　（芳野ヒロユキ）4点
◎　髙橋梨華子　集合体だからかなんだか見てて不穏な気持ちもなる梅雨の花。かたちも脳みそっぽくて連想しやすくおもしろいです
◯　久留島元　紫陽花の形、考え方によっては脳みそっぽいですよね
◯　六平　眩暈が…

7. 青銅の鹿の眼や春の雨　（佐々木ふく）4点
◎　仲田陽子　奈良の春の雨だと思う。生きた鹿の眼が青銅色に見えたのか、それともどこかから出土した青銅の鹿か。
◯　明定朝子　鹿が泣いているように見えたのか、花粉や黄砂の汚れが落ちて綺麗な目をしていると見えたのか。
◯　わたなべじゅんこ　うるみのある鹿の瞳。それが青銅であっても生身であっても、たぶん硝子でも。
△　久留島元　実景、色合いや質感も見えてくる
△　美稲しょうこ　雨に濡れた美しくて静かな景が見えます。