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辛かった就職活動
元々はシステムエンジニアになりたくて就職活動をしていました。もう、20年近く前の話しです。
「将来は目や耳が不自由な人達をITでサポートできる様になりたい」面接で将来やりたい事を聞かれた際に答えていた言葉です。
「うちではその様な業務をする事は今後もありません」
返ってきた面接官の言葉はこんな感じ。
自分への質問もこれで打ち切り。
同じ様な質問に対して同じ様な返答をして、同じ様な反応が返ってきた会社は他にも数社。なりたい自分を語ったのがそんなに悪かったのかと何度も自問自答しました。
特に辛かったのが、面接の前にある本を購入して読み込んで下さいと言われた事。300ページ近くのボリュームが詰まったシステムに関する本です。読み込みました。内定が出なくて必死だったんですね。
でも、読み込んで要点も抑えて挑んだ二次面接で言われた最初の一言「本当に読んできたの?!諦めると思ったのに…」
この日を境に就職活動は適当になりました。
第二新卒なんて言葉はまだ無い時
(翌年くらいから産まれたけど)、
ネットもADSLの8Mが早いと言われた時代
(リクナビはまだ出たばかり)、
情報も中々集まらない。
世間は就職氷河期。
でも、何とかして職につかなければ!!
と、焦って手を出したのが大学から紹介された企業。
上場企業!金融関係!先物みたいに危ないとは言われない!
就職活動にも疲れ、同じ大学から何人もその企業へ就職していると聞いて面接を受けたのが証券会社。ここの内定を貰った事が後の人生で右往左往する事になるなんて想像もしていなかった。
※ちなみに他の業種も受けましたが、40社くらい落ちました。
※内定は2社。もう1社も証券会社。
※画像は「イラストレイン」様のを使用しています。https://illustrain.com/