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転職が多くても何とかなっている

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人余り時代になると物の様に扱われる怖さ。二度と同じ社会にはなって欲しくないので、過去の経験を少しですが残そうと思いました。役に立つのか分かりませんが、読んでいただけると嬉しいです。
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#求人広告

求人広告③(体が悲鳴をあげる)

求人広告③(体が悲鳴をあげる)

リクルートの出向社員が上司で、これが中々ぶっ飛んでる。「名刺を毎日100枚集めてこい!」…これがノルマである。

受注をして原稿作成や確認で忙しくても、名刺を100枚集められなければ狂ったように怒る。これを守ろうとして忙しさに負け、凡ミスから原稿料を自腹で全額弁償する事もあった。この全額自腹事故でアドバイスを求めても「自分で何とかせぇ!」以外は言わない。どうすれば良いか分からず、自腹で弁償した。

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求人広告②(これが現実)

トリンドル玲奈を少し和風寄りにした自他ともに認める可愛い営業担当が社内にはいた。社長に「〇〇会社に顔見せにいけ」と言われてしばらく経つと契約を持って帰ってくる事がある。

彼女の受注スタイルを見て、同い年の営業担当は辞めていった。「あんなに通ってがんばったのに、人を変えて顔見せただけで契約かよっ!!」とても悔しかったのだろう。

このトリンドル玲奈似の子も辞めていった。「私が可愛いから仕事を取れた

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求人広告①(賞味期限は男女とも30歳まで)

転職した訳ですが、心も体も体力勝負の世界でした。
勤務時間は8:30~22:00がほとんど。残業代は出ないのが当たり前。卸売市場へ営業活動をする時は始発で現地直行。飲食店には土日も使って営業したり契約したり。そして、徹底的な数字至上主義。

ここまでは、まだたいした事ありませんでした。
自分の力でどうにかできるし、証券会社も似たようなもの。

でも、自分の力ではどうにもならない
と思ってしまう事が

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証券会社④(さよなら金融、もう嫌です)

人の喜ぶ顔が原動力になり、毎月のように新規顧客数は増えていった。他の新人達の3倍くらい多い。表彰もされた。でも、会社が売れと言った商品は一切の販売をしようとしない。これが大問題だった。

あまりにも仕事が合わなかった。毎日16時間も働けない。残業代なんか出ないのに営業を続けるから、スーツはすぐにボロボロとなって毎月ツーパンツのスーツや革靴を買っていた。お金も持たない。

リストラ対象になり大泣きし

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