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コロナワクチン予防接種と地域医療の限界
コロナワクチン予防接種を高齢者に開始するにあたり現場は混乱が続いています
わかりにくい情報を
高齢者のみなさんにも理解してもらいたくて
本日も資料を作成し医院に貼ってきました
少しでも安心してワクチン接種が行えればと考えて(厚労省等が出している資料をもとに)作成しています(参考資料にして頂けたらうれしいです)
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上 (絵が多い分)
どちらがお年寄りにわかりやすいでしょうか?
下 (細かな文字が連なっている分)
お年寄りが見やすい工夫をするのも大切ではないかと思います
接種には集団接種と個別接種があり
選択ができます
集団接種は電話(1回線しかないのでほぼほぼつながらないでしょう)かネットから入り予約するとういうことですが
75歳以上の方が支援なくそれを行うことができるのでしょうか?
かかりつけ医での個別接種も
すすめておられますが
おそらく5月1日(土)からの予約は大混乱が予想されます
毎月1日といえば
病院は月はじめの保険証の確認でそれでなくても混雑します
介護業界は令和3年4月の介護保険改正後のしょっぱなのレセプトのためこれまた大混乱が予想される時期です
うちの職場のような医療+介護サービスにかかわっているところは大きな混乱が間違いなく待っていることでしょう
(※注意😎うちの院長はこんなイケメンではありません👆みたいだったらいいなという私の願望です)
地域医療の限界について…
コロナワクチン接種における
地域医療の負担は大きい…
5月中旬(通常診療+ワクチン接種関連業務が増える)からの私の職場の医師(整形外科の開業医)の1日のスケジュールはこんなふうになります
7:50 医院に到着(どのスタッフより早い)
冷暖房をいれる
書類の作成(診療情報など)
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8:40 朝の朝礼後診察開始
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12:00 午前診察受付終了
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医院にてコロナワクチン予防接種開始
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昼食+休憩(15分程度)
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13:30 集団コロナワクチン予防接種業務
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16:00 終了後急いで医院へ戻る
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16:15 夕方の診察開始
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19:30 本日の診察終了(残業あり)
↓
20:00 戸締りをして1番最後に帰宅
ほぼほぼ休憩時間をとる時間もなく診療を行います(神経をすり減らしながら)
また開業医は、従業員の勤務の事や人事の事まで自分でやらないといけない
うちの院長は職員の給料まで手書きで計算してたりもする(昭和感)そして退職者が出たら自らハローワークにも行き求人依頼をかけるツワモノである
開業するという事は
医師でありながら社長でもあるので
医療🩺の仕事もし
経営💰の仕事もする必要がある
今回のコロナワクチン予防接種業務依頼で
負担がさらに倍増するカタチとなっている
なぜ?地域の開業医に負担が多くのしかかるような仕組みなのでしょうか
こんなに多忙で身体を壊さないか
メンタル面での負担が大き過ぎないのかが
心配である
医療介護業界で働く人が
他業種の一生懸命働き続けている人が
あたたかい気持ちを忘れる事なく
健康なメンタルを保ちながら仕事の継続が行えるような仕組みづくりは
現状ないに等しい状況です
身体をいたわるように
心をほぐしてもらえるような仕組みを
考えていきたいとひしひしと思っています🍀
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