教師のメンタルを守る いざという時のためのおすすめ本 1冊目は『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー著
こんにちは、junjunです。
「教師を目指すあなたへ 教師になったあなたへ」というテーマで、経験の浅い先生方に向けて、少しでも学校現場に入る前の不安を和らげたい、現場で日々過ごすための「防具😁」をお伝えしたいと、現在、フリーランスティーチャー、教育系YouTuber、ブロガーとして未だチャレンジを続けている元公立小学校教師歴29年の私が、自分の体験をもとにお伝えしていきます。
毎日慌ただしい時間を過ごしていらっしゃる皆さんだと思うので、Twitterの140文字の10倍(😁ただ短めの・・・という目安)の1400文字前後の文章量を目指して書いていきます。
一方、「もっと詳しく知りたい!」という方のために、同じジャンルの文章をブログ「junjunblog」でも発信しています。
そちらではだいたい5000文字以上のボリュームで書いているので、お時間のある時にのぞいてみてくださいね。
では、記念すべき第1号に選んだタイトルは上記の通り、
「教師のメンタルを守る いざという時のためのおすすめ本」
です。
教師のメンタルを守る いざという時のためのおすすめ本はこちら。
●『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー著
●『ストレスフリーの整理術 はじめてのGTD』デビッド・アレン著
●『反応しない練習』草薙龍瞬著
1400文字程度でお伝えしたいので、1冊ずつ3回に分けて紹介していきます。
それぞれの本を、次の2つの柱に沿ってご紹介します。
・書籍の概要
・「いざという時ってどんな時?」「なぜ教師のメンタルを守るのか?」
それでははじめましょう!
1冊目はこちらの本。
●『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー著
・書籍の概要
世界的な名著であり、ビジネスマンには必読書と言われているそうです。
確かにこちらの本は、書店の「ビジネス書」に並んでいるので、読み手はビジネスマン限定と思いがちですが、決してそんなことはなく、
「自分にとってより良い人生を歩んでいきたい」
と願う方なら、誰しも手にとった方が良いと感じる良書です。
だったら教師にだって必読書ですよね。
本書に書かれている「7つの習慣」は、人格を磨くための基本的な原則を具体的に表したものです。
本家本元はかなり分厚い本なので、学生の方の中には「いや、これ無理でしょ!」と投げ出したくなる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方におすすめなのは、2020年6月に出版された子供たち向けのこちらの本です。
子供向けといっても、しっかりと内容は押さえられていますし、具体的なストーリーに沿って「7つの習慣」が理解できるようになっています。
まずはこちらで概要を理解してから、本書に入っていくのがより一層理解が深まると思います。
・「いざという時ってどんな時?」「なぜ教師のメンタルを守るのか?」
どんな職業でも、どんなに「デキる人」でも、「ピンチ」は必ず訪れます。
教師だった私にも、数多くの「ピンチ」が訪れました。
その「ピンチ」の一つ。
私が『7つの習慣』を初めて読んだのは37歳の時。
ブログのプロフィールにも書いていますが、私はその年に「うつ状態」になり、病休、休職に陥っていました。
はじめは本を読むこともできませんでしたが、数ヶ月が過ぎた頃、この先どうしたらよいのか途方に暮れて、その答えを本に求めようとしていました。その時手に取ったのがこちらの本でした。
病気になる数年前から、やってもやっても終わらない仕事と、本来自分がやりたいと思えることができないことに、苛立ちと焦りを強く感じていました。
どんなに希望に燃えて教師になったとしても、多かれ少なかれ私のような感情を誰しも一瞬は感じるのではないでしょうか。
まさに私はその長い一瞬にいました。
「第1の習慣 主体的である」という章を読んだ時に、私は血の気が引くのを今でも覚えています。
それまで不満の矛先を自分以外に向けていたけれど、結局「不満」を選んでいたのは自分だったということに気付かされたからです。
教師はどんなに学び、指導力を高めたとしても、自分の力では及ばない出来事に見舞われることがあります。
そんな時、過去の私のように「不満」「不安」を選んでいては、心身共にやられてしまいます。
あなたは自分がピンチに陥った時、何を選ぶことができますか?
教師である前に、一人の人間としてどのように生きていくのか、それを問いかけ、考えを深めてくれるのがこの本です。
次回は2冊目をご紹介します。1000文字ってあっという間ですね。(すみません!実際は1600文字チョイです😅)
それでは次回の記事まで!