心配しなくたって大丈夫。
ときどき、親戚から連絡が来る。
わたしのことが心配になるらしい。
こんなに大丈夫なのに。
表面的なところが目に入りやすいのだろうと思う。
一人暮らしなこととか。
結婚してないこととか。
両親が亡くなっていることとか。
手堅い会社を辞めて、何もしていないことだとか。
鬱だったこととか。
いつまでもわたしのことが気になるようなのだ。
なんで、人のこと心配している余裕があるんだろう??
なんだかとても不思議になった。
***
今、わたしは自分のことで精いっぱいだし、とてもとても忙しい。
何に忙しいかって・・・
ゆっくりすることに忙しいの。
ぐうたら、ゴロゴロ、どうやってサボるか知恵を働かすことに忙しいの。
この季節は体を冷やさないように、温めることに忙しいの。
好きな動画を見るのに忙しいの。
美味しいものを探すことに忙しいの。
コタツでぼーーーっとダラダラすることに忙しいの。
たくさん寝ることに忙しいの。
自分を満たすことで、わたしはメッチャ忙しい。
そんなことしてたら、他人のことなんて忘れちゃうのだ。
***
心配しなくたって、わたしはこんなに大丈夫。
とっても幸せなんだよって
大きな声で言いたくなった。
なーんで分からないかなぁって首をひねる。
おバカさんなの??
何を表面的なところに目を奪われてんの。
人のこと気にしてる余裕どこにあるの。
これはつまり・・・
自分に言われていることだった。
何を心配することがあるの。
あなたはこんなに大丈夫なのに!
「可笑しな人だね。もっと信じて。」自分に言われているのであった。
もっと深く自分を信じて
どこまで行けるか実験は続く。