私の中銀カプセルタワー滞在記〜NAKAGIN BUSINESS CAPSULE（88）
【入居28日目】
なんだか日数のカウントがあってないみたいだけど気にしない。時空に歪みがあったんだろう。
さてカプセルタワー退去を明後日に控えた平日の今日がまるまるヒマである。そして私がいるのは東京のど真ん中。自宅が横浜の私にとって、これは普段行けない関東の東方面か北方面へ遠出するチャンスだ！
月曜日に仕事がないと判明した金曜日から、そっち方面の観光地のネット大航海をしすぎて、もういろんな所へ行った気になってしまう安上がりな私。寝る前にやっと行く先が決まりました。ふふふ、東京生活最後を飾るイベントはコレだ！
どん
なぜか埼玉。うふふー、一度来てみたかったんだ。大宮駅からニューシャトルというイカした電車で一駅。横浜からだとキツいけど、新橋からなら日帰りで行けるぜ！
ネオ新橋から、いにしえの…？「しばんし」？いやいや右から読むんである
シミュレーター大人気。平日なのに予約が最終時間までいっぱいだ。大きなお友達の出番なし。
連結器がにゅーっと出てくるのが目の前で見れます
一日2回（3回だったかな？）車両の方向転換も実演。リアル機関車トーマス。汽笛の音がこれでもかっていうくらいデカいので赤子は泣く
新幹線の冷水機だー！ムダに何回も飲みに行ったなぁ。そんで紙のカップがペナペナだから毎回口のまわりにビシャーてなるんだ。
そういえばそんな呼び名がありました（笑）鳩の虚無な感じも味わい深し
とにかく建物すべてがきれい！デカい！広い！冗談でなく端から端までが見渡せない！その広大な敷地の中にぎっしりと歴代の車両（明治期の海外からもってきた蒸気機関車だってある）が並び、希少な車両以外のほとんどは中に入れる。運転シミュレーターはめっちゃ並ぶけど本物と同じスケールの運転席に座れるなら私は並ぶ。休憩室は窓からリアル東北新幹線が走るのを見ながらだし、資料コーナーでは時代ごとの改札口が復元されてるし、もしかしてここは天国かもしれない。
と、こんなふうに、親子連れで賑わうなかをおばちゃん一人でキャッキャと浮かれて一日遊び倒したのでした。帰りはラッシュアワーながら逆方向なので比較的ラクチン（比較的ね）。やはり神奈川からとは距離感が全然違うものだ。
夕食はカプセルタワーのお部屋で優雅にデパ地下惣菜と洒落込む…つもりが性懲りもなく温めの必要な物を買ってしまって、部屋に入った瞬間膝から崩れ落ちる私。ああ、また冷たいお惣菜…。あったかくして食べたいよう。何回この失敗を繰り返すのか、学習能力は仕事をしないのか。「電子レンジで温める」というのは「トイレの後は流す」くらい当たり前すぎる作業レベルなので、意識しないと「ない」ことに気づかないのだな（←たとえのチョイス）
カプセルタワーのシャワーボックスを使うのもあと2回。ビーサンとスパバッグを持ってエレベーターに乗る。いつもより早い時間だからか、シャワーボックスまわりが明るくてびっくりした。23:00くらいだと電気が消されているのでスマホのあかりを頼りにスイッチを入れていたのだ。入居したての頃、あまりの使用感（婉曲的表現）に壁と床を洗剤でゴシゴシ掃除したのもいい思い出だ。また汚れが気になってきたので後は管理人さんよろしくお願いします。
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絶対に荷物持って帰れない感を、見て見ぬふりでやり過ごす
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