ドラマを旅して
好きなドラマ「彼女たちの時代」
の好きなセリフです
きっと どんなに人が
羨ましいと思う 仕事にだって
辛い事があるんだと思う
そして どんなにつまらないと思う
仕事にも それなりに喜びが無いわけでは
ないんだと思う
日常って たぶんそういう物なんだ
でも だからこそ 複雑なんだと思う
いっそ 死ねほど 嫌だったら
何の喜びもなかったら
もっと 気持ちは 簡単だと思うのだ
日常の中に時々 そんな喜びがあるだけに
ふと 我に帰って そんな事で
喜んでいる 自分を発見した時
そんな自分が ひどく小さく
思えてしまうのは 私だけなんだろうか
それは結局 贅沢な悩みでしか
ないんだろうか
1999年 彼女たちの時代 第7話より
脚本 岡田恵和