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若さをキラースキルだと思っていたけれど、若すぎても制約があるから、結局25〜30歳くらいが人生の黄金期なのかと思っていたけれど、人生はいつでもそのステージなりのメリット・デメリットを楽しめば良いんじゃないかと思い始めてきた低気圧にやられて頭痛マックスな日の寝る前

推し燃ゆ 宇佐見りん
ボーダレス 誉田哲也
i  西加奈子
世界でいちばん長い写真 誉田哲也
武士道シックスティーン 誉田哲也
時をかけるゆとり 朝井リョウ
桐島、部活辞めるってよ 朝井リョウ←イマココ

ここ数ヶ月で読んだ青春群像劇の小説である。
共通すべきは全てティーンエイジャーが主人公、もしくは中心にいる小説・エッセイである。
実は間に伊坂幸太郎のマリアビートルが入っていたりもするが、たまたまティーンエイジャーを中心とした物語が続いたのは偶然ではなく、
もっと若者の生態というか、考え方を吸収して、思い出して、瑞々しい表現ができるようにしたかったからだ!

‥嘘である。

本当は意図がなく、本当にたまたま続いただけである。
つまり、売れる小説・エッセイの中心には、ティーンエイジャーは必要不可欠なのではないか?

いや‥

‥果たして本当にそうか?

冒頭に挙げた小説・エッセイはもうどれもスタンディングオベーションでしたよ。
素晴らしい!マーベラス!ナイスでしたよ!!

しかしこれを若かりし頃のじゆん少年の日常に置き換えた時、果たしてこんなにキラキラしていただろうかとギモンに思ってしまいまして‥

桐島、部活〜は2012年の作品である。
対して推し燃ゆは去年の作品である。

この2作品にフォーカスした時に、たとえば音楽の描写などの、それぞれの時代背景の差はあれど、人間の根っこはそんなに変わらないように感じた。
10代は制約の中で、まだ経済面はバイト代か、お小遣いの範囲で、謂わば籠の中で楽しんでいるというか。

これが次は20代、大学進学をしていたとしたらまだ学生なので、10代とさほど変わりませんよ。
大学卒業して就職してもまだ新卒、お仕事を教わりながら給与をいただけるという、素敵なステージですね。
今まさにそのステージにおられる方からは「上司/先輩ガチャ外れてそんなお気楽じゃねーよクソが!」とか、
「同期がキラキラしすぎていて、とても馴染めません死にます探さないでください」とかのお声が聞こえてくるかもしれませんが、
そんなステージをとうに過ぎた私は華麗にスルーします笑

そして便宜上20代後半は飛ばして、
30代は管理職、中堅というステージに足を踏み入れ始め、アラフォーはその事実がしっかりと肩にのしかかり、50代を迎える頃には公私共に無茶ブリに疲れ、60代は仕事をする体力はないのに、70歳定年が当たり前になっていると思うので、僕らの60代がなうで言うところの、50代のような立ち回りを押し付けられることになるんだろうなと。。ツライですね‥


そうなると、25〜30歳最強説がなんとなく僕の中で定義されてくるのである。

これは男女の差はないと思われる。

女性は言わずもがな、引く手数多の1番のモテ期である方がマジョリティであると思われ、
男性も同年代の女性からはお付き合いをすると考える時の、1番最初にロックオンされるだろうし、年上女性からも可愛がられるという、無敵の年代であると思うのである。勢いもあるし。謎の自信も10代から引き続きあると思われ‥

‥けれどどの年代も、結局ヒエラルキーの上層部がかっさらっていくのではないだろうか。

そう、キラキラ輝いている人は、ずっと輝いているのだ!

年齢じゃねーのよぉ‥そう、僕のような根明を気取った性根は腐りきったデカ頭は、そりゃ、ティーンエイジャー時代キラキラ光っていたワケない、つまりは物語の中心になるようなキャラクターに、共感を得られるハズがねーのよぉ!

ヒエラルキー上層部のお方々は、高校生でJKとステディな関係を築き、いい大学に入ったり、才能を開花させたりして、その勢いのまま結婚したり出世したり、合間にイケてる趣味を見つけてSNSにアップして、あっという間にフォロワーが増えて、自撮りに「おはよう」の一言で、何万ものいいね!がつくという人生を謳歌していくんだよきっと!

でもいいんだよ、人間は今が1番若い、やり始めることに遅すぎることなんかない。ヒエラルキーのテッペンに縁が無くても、それならそれで自分の好きなことを全力で楽しめばいいじゃない!!

だから僕は、今日も大好きなエンタメを堪能して、たまに努力をして、精一杯楽しんで行こうと思います!
‥あ〜頭痛い‥‥



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