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同じ問題を何度も繰り返し解くことと何度もプログラミングのコードを書くこと

数学の問題を解くとき、何度も同じ問題を繰り返し解くように言われる。
私は答えが分かった気になっていて、解くことを怠っていたことがある。
一度解いたからもう大丈夫と思っているわけだ。

しかし、もう一度解いてみると、わからなくなってしまうことがある。
忘れてしまったのか、理解していなかったのかというと、理解していなかったのだろうと思う。

今プログラミングの書籍を書いているが、何度も見直すと、新しい発見がある。コードを全部1から組み立てなおす。同じコードを何度も何度も。

計10000行にも満たないアプリなのだが、この本の自慢はまだ誰も知らないことが書かれているということだ。誰も知らないという定義は、ネットや他の文献でも見たこと聞いたことがないということだ。

(実は同じアプリのためのコードはこの倍以上はあった。それが何度も書き直すうちにスリム化していったのである。)

これと似たような経験は、過去もしたことがある。一度読んだことのある本を再度読むということ。受験時代も、現代国語ではすでに答えがわかりきっている問題を何度も何度も読んだ。

実はそれがとても大きな力になるのだと今ではわかっている・・・。

新しいものばかりにどんどん飛びついていくと、却って何も身につかなかったりすることもあるのだが・・・。難しいものですね。



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