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【ひろゆき】ネトウヨはなぜ生まれるのか?【古谷経衡と激論】|AbemaPrime平日よる9時~アベマTVで生放送!を見て勝手に自分の意見を言ってみる①

ネトウヨっていうのは

ネット右翼の略。ネットスラングになっている。

私の考え ネトウヨの定義はこうあるべき

三浦さんが、ネトウヨの定義について聞かれています。三浦さんの話遮られ率がちょっと高めです。どんな内容であれ、最後までとりあえず聞いてあげてもいいと思いました。

で、私個人は、三浦さんの言いたかったことが、周りの人たちにうまく伝わらないまま押し切られてしまったように思います。

1.ネトウヨの定義って?
2.右系はデマで、廃止しなきゃいけないなら、左系も同じ措置を取るべき

では行きますよ~。

右翼思想は、ネット普及前からあった。

だから、右翼思想の持主がネットを通して、(右翼団体がやっていたような街宣車によるデモのように、)自分達の思想を表現し始めたら、それがネット右翼だ!というのが一番理論的だと思います。

つまり、右翼思想を持っているかどうかが大切なのであって、その思想の表現手段が、現実的なデモ行進なのか、出版や発言によるものなのか、はたまたネットを介して行われるものなのかは関係がない、ということです。

ネトウヨは、ネットを通して自分の右翼思想を喧伝しているときの、その人

しかし、これはこの動画で古谷さんとかが言われているネトウヨとは、全く違う定義になります。それは、どうしてなのでしょうか。

ひろゆきさんがおっしゃるように、古谷さんの解釈で、古谷さんがライトを当てた話なので、定義とか言っても仕方がないと言うのはその通りなんですよね。

三浦さんが求めている定義は、おそらく私が語った定義。文句を言っているのは、定義自体が不明確なまま、ネトウヨの数とか、年とか、収入とかが決定されるのは、おかしいということ。だって、定義が定まっていないってことは、ネトウヨって何なのかわかっていないのに、なぜかネトウヨの数とか歳とか収入はわかるってことになっちゃうから。

ここは、三浦さんのおっしゃることが正しいのですが、あくまでも、古谷さんの解釈したネトウヨを調べてみると、こういう人たちでしたよ、っていうところで話が展開されているので、ここで、意見の相違が起きてしまっています。

巷で言われているネトウヨは右翼思想の持主ではないことがほとんど

「ネトウヨ」という言葉を最初に考え付いた人に、何でそんな名前考え付いたの?って確かめるのが、「ネトウヨ」という言葉の意味を確認するのに必要なことだと思うのですが、おそらく、その人を探し当てるのは、不可能かもしれませんね。このご時世、マジで探せば見つかるかもしれませんけど・・・。

「ネトウヨ」という言葉が投じられ、その言葉を見たネットユーザーたちの間で、好きなように使われ始めたものでしょうから、もはや、定義も何もあったものではなくて、右翼っぽいこと言ってたらネトウヨだ、ということになっている。それが今の現状です。

 私の勝手な推測によれば、ネット上に上がっているコメントなり、動画なりを見て、その表現内容が、右翼思想の持主たちと同じことを言っている、と判断された場合、その表現内容をアップした存在を、ネトウヨと言っているだけであって、その人が右翼思想を持っているかどうかをしっかりと確かめたわけではないと思います。

 で、YouTube動画の話では、実際にネトウヨとされる人物に出会って話を聞いたらしいのですが、韓国や中国の人と、取引をしたことで、嫌な目にあったことがあるらしいのです。実体は、75%が男性で、アラフィフ、500万くらいの年収がある人達だそうです。どちらかというと、貧乏ではなく、平均より上の収入をお持ちの方達ですよね。

巷のネトウヨのイメージは、不摂生がたたった、デブで禿げててしかも不潔な気持ち悪いおっちゃんとか、人生オワコンの人たちというイメージだったらしいのですが、実体は、社会的にも割といい水準に位置されている人たちのようです。

で、韓国や中国の人たちへのヘイトスピーチ、ピンからキリまである嫌悪表現。こういう言葉が、右翼思想家たちの、外国人排斥の話と被っているから、右翼と同じだなってことになり、そして、それがネット上で散見されることから、ネトウヨという名前が付けられるようになったのだろうと思います。

このことから考えると、ネトウヨとは、特定の個人を指すものではなく、団体を指すものでもありません。ネット上に散見される、右翼思想が行きつく結果と同じ表現をしているコメントなりなんなりを指しており、その表現をアップした存在を指してネトウヨと呼称しているのだと思います。

非常にあいまいな領域にいて、場当たり的な存在に対する呼称です。

だから、もしネトウヨとされた同一人物が、あるところでは右翼思想家のような発言をし、また別のところでは、左翼思想家のような発言をしていたとしても、右翼思想家のような発言をした時点で、ネトウヨと判定されることになるのです。なぜなら、中身の人がどんな人物であるかは全く無関係であり、右翼思想家と同じような意見を言ったと言うだけで、その表現者をネトウヨ認定する、というだけの話だからです。

このように、ネトウヨ認定者と、実体の人物は、ネット空間というインターフェースで完全に遮断されています。だから、情報の受け手は、表面的な情報のみで、その人の思想内容を推測するしかありません。

これは、現実の世界でも同じことと言えば、同じことです。リアルに、右翼っぽいことを言っている人と出会った時、この人は右翼思想の持ち主だ・・・と思う。しかし、その人は、自分の見ていない別のところでは、左翼的な発言をしているかもしれません。要は、評価と実体の乖離が起きている、ということです。

その、評価となっているのが、「ネトウヨ」であり、評価だけが実体から離れて、ネット空間を飛び交っている。ネトウヨというのは、実体のないものであり、ネットユーザーたちがネット空間に生み出した一種の幻影なのではないかと思います。

だから、古谷さんもこう言っています。

「ネトウヨというのは、大気の循環と極めて似ていて・・・」

それって、こういうことですね。つまり、空気みたいなものなんですよ。
新しく右翼的な発言をする人間が出てきたり、また、そういう発言をやめたりする人がいて、それは本当に、空気の入れ替えのように変わっていくのです。

このことが、どういうこと?って感じで、よく伝わらなかったようですね。

もし、実体のあるネトウヨというのが存在しているのだとすれば、自分は右翼思想家であり、ネットを通して自分達の思想を表現していると、確たる態度で臨んでいるはずで、名実ともに右翼思想家である、という筋が通っているはずだからです。

だから、巷でささやかれている「ネトウヨ」というのは、アカウントを粘着して追いかけ続けられない限りは、その場限りの右翼的発言者、ということになります。で、ネットの場から退散したり、別のことに興味を持ち始めて、そういうコメント自体しなくなれば、その時点で、ネトウヨ引退ということになるのです。ネトウヨと認定されなくなるので、もうネトウヨじゃない・・・という空気なのです。

ネトウヨっていうのは、ネット上に現れた、右翼思想家たち、というものなのではなくて、ネット上に上げたコメントなり何らかの表現内容が、右翼思想の内容と被るときに、そういうこと書く人たちのことを言い表すのに、便利な名前なんだなって思います。


この動画のサムネイルに、なぜ生まれる?っていう疑問が書かれています。ネトウヨは、なぜ生まれるのか。

これは一体何が言いたいのかというと、右翼的発言をネットで展開する人たちは、どうしてそういうことを言い始めるのか、という、そもそも論ってわけです。

右翼思想家じゃないのに、そういうことを言い始める。右翼思想家なら、わかりますよ?でも、そうじゃないのに、そういうことを言い始めるのは、どうしてなのか?ということなのです。

で、さっきも言ったんですけれども、そもそもそんなことを言うのは、中国人や韓国人との仕事上の取引で嫌な思いをしたから・・・っていうことが1つ。

上に立ちたいから。アメリカには勝てないから、中国や韓国のような、比較的弱い立場の人に対して矛先が行く。自分達のビジネス上の敵、あるいは、敵になりうるから。ということが動画内で言われています。


とりあえず、こういう発言は、中国や韓国の人たちに対する一種の攻撃なんですけれども、私は、攻撃っていうのは防衛から生まれると考えています。

中国人や韓国人と取引で嫌な思いをしたから、っていうのも、自分を防衛する本能の一つの現れなんですね。

例えば、ライオンは草食動物を食べますけれども、これは、自分を守るためです。何も食べなかったら栄養失調になって死んでしまいますから。だから、満腹の時には襲わないんですよね。自分を守るために、他者を襲う。これは、ライオンだけじゃなくて、人間も同じなんですよ。

例えばこういうシナリオがあるかもしれません。中国や韓国の人が、自分と同じビジネスを展開して、自分のビジネスが、それに押されて下火になると予想すれば、中国人や韓国人を邪魔に思う、という人がいるのもうなづけますね。中小企業の社長さんに、ネトウヨとされる人が多いのは、自分の競争相手として、中国人や韓国人がいるからではないか・・・というのは、一つ確認したほうがいいことかもしれませんね。このパターンで行けば、ちょっと日本の人が勝手だなぁって思います。中国人や韓国人をひとくくりにしているところも、疑問ですよね。

またしかに、今は、ただでさえ、中国が戦争を始めそうだという話になっているし、日本の政治家と賄賂関係を持ったりしているわけです。別に右翼じゃない私でも、中国の今の政治は変だな~って思うことは多いし、北朝鮮なんて、言わずもがななわけです。

どこかで自分を守りたくて、攻撃性が高まり、その矛先が中国や韓国の方へ向いている、ということもあり得ます。

では、具体的にどういう発言が、ネトウヨと判定されるのでしょうか。あまりにもネトウヨ認定されやすくなっていることから、

このような投稿もあるようです。でも、やっぱり私が思った通りの認定が行われているので、かなり軽い気持ちで、認定されているんだろうと。ちょっとでも、右寄りのコメントを言ったりすると、それだけでネトウヨにされているようですね。

ネトウヨが生まれる理由は、非常に簡単です。大きく分けて右は50%なわけですから。右によればウヨになっちゃうわけです。そして、それをネット上で表現します。それをネット徘徊している様々な人たちが見るわけですから、ネトウヨっていうのは、それこそウヨウヨいるように見えても仕方ありませんよね。

ネトウヨ認定する裁判官たる閲覧者たちは、ほとんどが、ぱっと見で判断している、皮相なものの見方しかしない人たちでしょう。

私はそう考えています。


結論

相手にしない方がいい

こんなに真面目に取り上げることはないよ・・・というのが、実はその通りで、空気のように湧いてきて、空気の入れ替えのように、いなくなっていく。なぜならば、巷で言われているネトウヨの正体は、ネットユーザーの、その時その時の、気分だからです。


右系はデマで、廃止しなきゃいけないなら、左系も同じ措置を取るべき

これは、難しく考えなくていい。左系もデマを言ってるんだったら、廃止しなきゃいけない。ただそれだけを言いたかったんだろうと思います。


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