行け! 稲中卓球部 前野天才論⑥ この漫画がゴミ拾いにこだわる理由
こんにちは! 前野天才論⑥です。
稲中卓球部は大人気のギャグマンガです。
でも、できれば常識を身に着けた後に読んでくださいね!
稲中卓球部では、ゴミ拾いをすることがさりげない話題になります。
例えば、④の時に前野君がゴミ拾いのスペシャリストを目指しましたし、
ドミノ大会に乱入したときは、井沢君がドミノ大会なんてやらずにゴミを拾えと言っていました。
前野と井沢はこの点で共通しています。
今回は、井沢天才論にしようかと思いましたが、統一のため、前野天才論にしました。
ドミノ大会に乱入した前野達のうち、井沢は、参加者たちに取り押さえられます。そして、その時彼はこういいます。ゴミを拾えと。
しかし、その話を聞いた女子たちは、何でゴミを拾わなきゃいけないのよ~!と文句を言い返します。
ここが常識的な人たちと、井沢の天才的な所の違いです。
ドミノ大会は、どれだけ頑張ったとしても、倒しておしまい。何も世の中がよくなるわけじゃありません。一時的な気分の高揚にしかすぎません。
しかし、ゴミ拾いは、確実にこの世の中を綺麗にできる行動です。
どっちが価値があるのかというと、ゴミ拾いではないでしょうか。
そして、ゴミ拾いは、前野や井沢、田中のような、学校の中では屑だと思われているような、どうしようもない奴らと思われているような人でもできることであり、しかも確実に地球のためになることなのです。
何かあります?ゴミ拾いをしてダメなことって?
この世界には、自分の能力や仕事ぶりに誇りを持っている人は多いでしょう。しかし、その能力がいい方向に生かされているかというと、必ずしもそうとは限りません。自分がしているときだけはいい結果に思えても、巡り巡って悪い結果を産んでいることだってあるのです。
ゴミ拾いは、自然環境にいい結果をもたらし、しかもほとんどの人ができる作業です。これほどまで確実にできる、世の中のためになることをやらずに、人は自分達の楽しみに興じている。井沢たちは、そこに疑問を抱いているのでした。
私も彼らに賛成です!すごいぞ前野!井沢!