ninja ビルドツールをインストールする

QtとOpenCVを組み合わせるのにninjaビルドツールがあると便利だ。

そこで、ninjaツールをインストールしてみたい。

ninja1.12.1が最新のバージョンのようだ。

ここからダウンロードする。Windowsなので、winを選択したくなるが、ここはちょっと上級的に、ソースコードからビルドしてみたい。

zipファイルを展開するとこうなる。
しかし、これだけでは使えない。
このファイルを、Program Files以下に置くことにする。

コマンドプロンプトを管理者権限で開き、このディレクトリへ移動する。

cmake -Bbuild-cmake
cmake --build build-cmake

と打つ。
最初のコマンドは、管理者権限でなければエラーが出る。

これを行うと、ninja.slnというファイル他多数のファイルが出来上がる。

これで終わりだと思ったら大間違いだ。

このninja.slnをダブルクリックし、Visual Studio 2022を開く。

開くと、右側にninjaのソースコードがずらりと並ぶ。Releaseモードでビルドを行う。

すると、ninja.exeというファイルが出来上がる。

このninja.exeというファイルをシステム環境変数に登録する。

ninja --versionとコマンドプロンプトに打ち、
バージョン情報が返ってくれば、インストール成功だ。

ちなみに、環境変数にパスを登録した後は、一旦コマンドプロンプトを再起動しなければ認識しないことがある。私の場合はそうでした。