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セブ日常風景シリーズ#4 街中を徘徊する犬たち

セブに移住して1年以上が経ち、ふと最初の頃を思い返した時、セブで驚いたことのひとつが、そこら中を自由に歩き回る犬たちでした。私も息子たちも犬好きなので、「犬やたらいるね!」と驚いたくらいでしたが、犬が苦手な人にとっては、これはちょっと大変な状況かもしれませんね。

先日、家事を手伝ってくれているハウスキーパーと雑談していたとき、実はフィリピンでは毎年多くの人が狂犬病で亡くなっていると聞きました。今年(2024年1月〜9月14日)だけでもすでに354人が狂犬病で命を落としているとのこと。昨年同時期より23%の増加というのも驚きです。

MANILA (Xinhua) — The Philippines recorded 354 rabies cases and deaths from January to Sept. 14 this year, a 23 percent increase from the 287 cases tallied in the same period last year, according to data from the Philippines’ Department of Health (DOH).

(Mindanao Times)

最近知り合った日本人の友人は、本当に犬が苦手で、住んでいるコンドミニアムの周りを犬がうろつき、特にゴミ捨て場の前に犬がほぼ毎日待ち伏せているため、怖くてゴミを捨てに行けずストレスが溜まり、現在真剣に引っ越しを考えています。

たかが犬、されど犬。セブでは犬が道端を歩き回っていたりスーパーの前で昼寝していたりする光景は日常茶飯事ですが、犬が苦手な方にとっては生活に支障をきたすことも。これからセブに移住を考えている方は、あまり神経質になりすぎなくてもいいと思いますが(普段犬や猫に触らないように心がけ、万が一噛まれたらすぐ狂犬病注射を医療機関で打てば良い)、この犬事情はあらかじめ知っておいた方がいいことかもしれないですね。


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