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セブ日常風景シリーズ#3 学校からのアナウンスはギリギリが当たり前

今日は、セブの学校ではいつも通知が期限ギリギリで、それに身も心も振り回されてしまうというお話です。

今朝、目が覚めてメールを確認すると、息子たちの学校から「明日、緊急事態対応セミナーと避難訓練があります」という内容のメールが届いていました。そのメールが送信されたのは、なんと前夜の23時。さらに、子どもたちはお弁当を持参せねばならず、朝7時ごろからスクールバスが運行予定とのこと。

私がメールを確認したのは7時5分。バスがすぐに来てもおかしくない状況に鼻血が吹き出そうになりました。時間がない中で大急ぎで準備を始めようとするけれど、あまりのことに何から手を付けたらいいのか咄嗟に思いつかずしばらくフリーズ状態に。

ちなみに今日は金曜でした。息子たちの学校では、通常、金曜日は非同期型のオンライン授業の日で、朝早く起きる必要がありません。今朝もいつものようにのんびり起き、ベッドから手を伸ばしてスマホでメールを確認したところ、この急な知らせに驚いたという次第です。

トイレにも行かず、顔も洗わず、パジャマ姿のまま棚の奥にしまい込んだ弁当箱を引っ張り出し、コメを研ぎ、ソーセージを焼き、卵と芋を茹で、水筒を用意し、子どもたちを起こして事情を説明。すると、なぜか息子たちから文句を言われる始末…。早く!と子供を急かす言葉を100回くらいリピートしたんじゃなかろうか。本当に大変な朝でした。昨年からセブで暮らしているため、この学校からのギリギリ通知にはだいぶ耐性がついてきていると自負していたものの、まだまだ修行が足りていませんでした。筆舌に尽くしがたいパニックぶりでした。結局、バスは8時45分頃やってきて、ドライバーはニコニコしながら息子たちを連れて行きました。どこが7時ごろ?と心の中で突っ込んでみたものの、8時45分だったおかげで全て間に合わせることができたので、これぞまさに結果オーライという感じでした。

セミナーと訓練を終えて帰ってきた息子が「ママ、僕、セブのこういうトラブルって好き。面白いよね!日本だったらこんなこと想像できないよな」と言ってきました。その言葉を聞いて、私は思わず目を見開きました。私にとっては今朝の事件はちっとも面白くはなかったですが、それにしても、まだまだ幼いと思っていた息子が、こんなふうに前向きにセブでの生活を受け止めていることに驚きと喜びを禁じ得ませんでした。セブに来て良かったなと思った瞬間でした。

今日も無事に一日を終えられて良かったです。それではまた!

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