-Ever Green- Vol.1~ 併用住宅のススメ
北海道ではいよいよ冬本番を迎えています。
僕は今現在、約7年間ほど勤めている工務店で
新築住宅の建築請負・モデルハウス販売・不動産売買・仲介
などの営業をメインに行なっています。
2×4住宅の設計・住宅設備の知識
不動産仲介・土地相場の知識
銀行融資・火災保険・団信保険等の知識
上記のような知識が必要となりますが、最近はもっと必要な事があると感じています。
~相手が何を求めているのか~
をしっかりと聞き出すことが最終的には非常に高価な買い物をして頂くことにつながっていると思います、そもそも相手の事を信頼できないと自分の胸の内は話さないですよね。。
表面上の専門的な知識よりも、耳を傾けることで相手との信頼関係を築く事が大事なんじゃないかなぁ、なんて最近は思って仕事していました。
前置きが長くなりましたが、いい加減に本題に入りますね。
2018年の春頃、高校時代の後輩が
『 美容室を開くのに手を貸して欲しい 』
と相談があった。
僕は主に新築住宅の営業をやっているのですが、友人や知人などには、まず併用住宅を勧めるようにしています。
マイホームを持つという事を否定している訳ではありませんが、安くても2,000万 〜 3,000万・住む地域やハウスメーカーなどによって5,000万〜という高い金額のローンを組んで、1円もお金を生み出さないのは圧倒的にリスクが高い。
マイホームは資産ではなく、負債だと金持ち父さんも言ってましたね。
ロバート・キヨサキ 『金持ち父さん 貧乏父さん』
最近は銀行の金利も安く、団信保険も充実しているので、家族の安心と快適な住空間を得ることができるので、賃貸住宅に返ってこないお金を払い続けるよりは良いですし、収入も高く、資産もあって、次の投資への余力があって選択するのは問題ないと思いますが。
例えば、美容室を開業するにあたって賃貸で店舗と住居を借りた場合
店舗 家賃15万×12ヶ月 年間180万
住居 1LDK家賃 5万 ×12ヶ月 年間 60万
年間で240万の支出となりますが、併用住宅だとどうでしょう。
土地と建物 (住居と店舗)を取得するためにかかった費用例です。
2,800万円 借り入れ 40年払い 10年固定 金利 1,0%
月々 約7万 × 12ヶ月 年間84万
年間 84万の支出で住む場所とお金を生み出す場所を、どちらも手にする事ができるんです。これから事業を始める人にとってリスクは大幅に軽減できます。住む場所は必ず必要になるので生涯ついて回る支出ですが、いくら払っても大家の懐に入るだけで、自分の物にはなりません。
商売を営む人でなら店舗併用ですが、会社勤めの方であれば二世帯にして残りのスペースを貸してしまえばいいんです!
1LDK程度でも新築であれば5~6万の家賃は入ってきます。
僕はこの方法でローンの大部分を他人に払ってもらっています。
最初からアパートを買ってしまえば、資産の増えるスピードはもっと上がりますが、新しい家に住めるというメリットもありますね。
それと住宅ローンを組む場合、銀行によると思いますが、基本的には住む事が条件となるので銀行に発覚してしまった場合に全額返済を迫られるリスクもありますので気を付けてください。
マイホームを購入して幸せそうに過ごしている家族も見てきました。経済的に豊かになる事だけが幸せだとは思いませんが、住宅ローンの支払いに追われ、資産を増やすスピードが遅くなるという事も事実です。
ラットレースから抜け出して経済的に自立したいと考えている人は、しっかりと考えて選択して欲しいと思います。
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