アルバム世界配信。その辺りの手続きを昨日今日してみて、今。(詳細大長編)
昨日、プレスリリースを書いてみました。
生まれて初めて。
海外の日本音楽ウェブマガジン向けに。
『プレスリリース書いてないの?書いたら送ってよー』って、そういうのやってる友達に言われて初めて知りました。そんなん自分で書いていいもんなんですね。
その人にどういうもんか見せてもらってなんとか書きました。画像のやつ。
そんな我が子のように愛らしいプレスリリース。そうでもないですが。それを、自分の知ってる限りの、海外の日本音楽ウェブマガジンに関わってる知り合いに連絡取りまくりのバラまきまくりました。今までベルリンに住みながらパリに行ったりロンドン行ったりデュッセルドルフ行ったり、色んなイベント行ったりしてまして(会場視察が主目的だったんですが)、そういう知り合いができてたので、アラヤダ、ようやく活きたかしら?と。
Japan UndergroundとかJPU RecordsとかManga UKとか(←この3つを一人でやってるヤツがいるんですw)、JaME(Japan Music Entertainment)とか、musicJAPANplusとか小っこい規模だとAVO ForumとかTora Tsukiとか、けっこう日本音楽を紹介してくるウェブマガジンって多いんですよね。僕が日本にいたときは気が付けませんでした。探そうともしていなかったのかもですが。
ただ、そういうウェブマガジンは、お金もらってやってるわけじゃない人たちが多いし、そういう『日本音楽紹介』的なところに健康な市場があるとは言えないですが。
他にも、紙媒体のところにも連絡取れたのかもですが、プレスリリース作れることを知った時点で発売まで6日しかなかったんす。友達に、紙媒体はもう難しいよと言われ、諦めました。そりゃそうですよね(ノ∀`)
関係ないですけど、Wikipediaって、どうやったら編集できるんでしょう。。プレスリリース書いたときにYellow Studsさんのことを英語で(あんまり長くないけど)まとめたので、せっかくだからYellow Studsさんの英語Wikipediaページを作ろうかなと思ったんです。でもできない。。英語ページを新規作成することすらできないので諦めました。w
https://ja.wikipedia.org/wiki/Yellow_Studs
それから。(本題)
最近このバンドさんのことばっかり書いてますが。
Yellow Studsさん
というバンドさんがおります。イエロースタッズ。略称はイエスタです。
リアルにファンですが。
で、この方たちの新しいアルバムの配信をヨーロッパでやらせて頂くことになりました。
で、
デジタル配信やら、CD流通の登録をしました。
これが、すごい手こずりました。。。
僕、ドイツで会社としてのテイをなしたばっかりなので、例えば会社口座用のPayPal口座とかをまだ作ってなかったんですよね。
そういう細かいこととか。。(´・д・`)ヤダ
あと、頼りにしていたTuneCore JAPANっていう「日本→世界」向けの配信業者だと、僕みたいに日本の外にいる人は利用できないみたいで。。知らなんだ。使う気マンマンでした。
そんなわけで、あまり知識の無かった海外の配信業者とか調べまくりの比べまくりをしました。
『TuneCore』とか『CD Baby』とか、名前忘れたけどロンドンにある配信業者とか比べて、結局、『CD Baby』っていうところに決めました。
この子。→ http://www.cdbaby.com/
ちょっと初期費用と、少し維持費用というか売れるたびに取られる手数料があるのがマイナスですけど。でもそれ以上のメリットはたくさんあります。
CD Babyに決めた理由
1.販売価格を自由に決められる。
ぼくは売り方とか考えるのが好きだったりします。売り方を考える上で、価格を自分で好きに決められるのはデカイですよね。アルバム単位でも一曲単位でも自由に決められるので驚きました。いや、ほかの海外の配信業者ってほぼできないんですね。できても9.99ドル~15.99ドルの範囲とか。
イ エ ス タ な め ん な (ノ`Д´)ノ彡┻━┻
ところがどっこいCD Babyだと、ひたすら自由に値段を決められるんです。0~9,999.99ドルとか?
デジタル配信の値段も自由。実際のフィジカルなCD価格も自由。しかも一曲一曲でもそれぞれ違う値段にできる。フィジカルなら複数枚購入してくれた人に対して10%~50%の範囲で割引を適用できたり。すげーっす。
あ、でも、『CD Baby』は、アメリカにある会社だからか、USドルでしか値段決められないです。だから、僕がメインで狙ってるユーロ圏だと価格がとっても中途半端になるんです。しかも為替変動で毎日ちょっと揺らぐ。w あんまり気にすることでもないかな、と結論づけました。逆に、実はちょっと値段高くても、「今日はちょっと安いぞ!今のうちに買っちゃえ。ポチ。」みたいな心理も生まれるんじゃないかなと。
そんなわけで、価格についても考えた末、
Yellow StudsさんのフィジカルCD販売価格(多分!)。ドッギャーン↓
↑30 USドル。(=3,055Yen=22.107Euro。この投稿書いてる2014年6月13日の日本時間夜のレートだと。)『Album price on CD Baby』ってところです。キモチ高めにしました。特に特典の付いてない新譜CDアルバムって、ヨーロッパだと15Euroとか18Euroとかですけど、僕たちの場合は22Euro前後になる、30ドルにしました。
だって、CD買わない人と買う人って完全に分かれてるんですもん。。買わない人はとにかく買わない。買う人はちょっと高くても、価値があると思えばサクッと買っていくっすもん。売る側はそんなに価格競争してもしょうがないと思うんですよね。
あ、でも『Quantity discount on CD Baby』。同時に2枚以上買ったときに2枚目以降は50%引きになるようにしてみました。w
それには理由が。
友達と一緒に買うか訊く→買う(としたら)→CDを手渡す→ほぼ間違いなくこのアルバムのこと話す→『共有した音楽』になる。→『そのバンドのイベント一緒に行こう』ってなる。ならないかも?でもなるといいな。。でもとりあえず、『一つの音楽を誰かと共有』するって行為は、これから音楽を売っていく上で大きい要素だと思うんです。要は、イベントに行くだとかの『体験したい』に持っていける。(高野修平さんとか色んな方が仰るとおりだと思います。)
つまり、僕の価格設定の裏には、僕の人生ここ7年くらいを掛(賭)けている、「僕がヨーロッパでやる、バンドさんの映像(映画?)フェスに来て欲しい!」という希望がガリガリに入っています。もちろん、そういうフェスとかでYellow StudsさんやTHE VALVESさんらバンドさんたちが人気が出た後にやる実際のコンサートにも来て欲しいのでございます。
僕はそういうイベント業を本業でやりたいんです(`・ω・´)
この事業の最終地点としては、ヨーロッパらへんに、ライブハウスにも映画館にもなるハコを作りたいんです。(`・ω・´)
日本から来るバンドさんの宿泊施設にもなるハコ。
誰か手伝ってください。
お客さんのところは禁煙にしますけど。
(`・ω・´)だって。。
脱線しました。
次です。デジタルアルバム配信の値段。ドッキューン↓
単価$27。還元が$24.57。(以前も、このアルバム出すバンドYellow Studsさんと僕の会社との利益配分率を書きましたが、誰かがアルバム買ってくれると[広告とかの費用引くんですけど] このうち70%がYellow Studsさんに、30%がぼくの会社に行くって寸法です。)
あと、デジタル配信の方にも『誰かにプレゼントすると半額になる』的なのがあればなぁと思ったのですが、無いです。僕はめげません。
次です。一曲ごとのお値段。こうしました。ズッキューン。↓
(※ちなみに、日本語題名横の英題は、僕が勝手に付けた訳です。さらにちなみに、大文字小文字の自由度は、CD BabyもTuneCoreもまったく同じでした。あまり自由がない。例えば『トビラ / Door』は、『トビラ』というカタカナ表記に(なんとなく)対応するように『DOOR』と大文字で入れたかったんですが、できませんでした。また、『僭越ながら / Only If I May, But』と『生きてるフリ / Pretending I'm Alive』と『また会おう / I'll See You Again』は、ちょっと哀愁のある感じの題名に見せたかったので、それぞれ『Only if I may, but』、『Pretending I'm alive』、『I'll see you again』となるべく単語の先頭には小文字を使いたかったのですが、叶わず。
あ。ちなみに詩の英訳も基本的に僕がやってます。超悩みますが。クラウドコレクティング(?集団添削?)的な感じで、英語添削できる海外の人に手伝ってもらって、それでさらにファンになってくれないかなという淡い期待を込めてこんなFacebookグループをやってます。https://www.facebook.com/groups/1430990107168398/)
脱線しました。
一曲一曲の値段ですが、12曲のうち、『コメディ』と『秋晴れの空』の2曲はタダにしました。Yellow Studsさんは、すでに『コメディ』と『秋晴れの空』っていう2曲をフルバージョンでYouTubeでアップしてます。そんなら曲もタダにする覚悟があると判断。(リーダーさんから『全部好きに決めていいよ』って言われてるので好きに決めてます。僕はけっこうビビリなのでこういうの決めるの悩むんですが。最低限の相談と報告はしてます。)
で、彼らも雑誌のインタビューで言ってましたが、売れ線の曲を作ろうって意識もある。じゃぁ売れ線な曲をちょっと安めにすることで、『アルバムまるごとは買うの躊躇うけど、数曲だけ買う』人たちによしんばYellow Studsさんをより好きになってもらうため、『トビラ』と『SNS』という、売れ線っぽい(僕個人の偏見たっぷりです)曲をほかの曲の半額にしてみました。でも今思うと、『SNS』よりも『脱線』だったかな、売れ線。どうでしょ。『脱線』が売れ線かぁ・・。なるほど。
ほかの理由もあったような気もしますが、思い出せないので、値段の話はここまでにします。こういうマーケティング(?)的なことは自分で考えたり決めたり相談したりしてて楽しいのですが、今まで音楽とかの仕事とかやったことない小童でございます。ぜひご指摘やご感想を頂戴したいです。
※ちなみに『トビラ』は、TVのCMで使われてる曲です。例のサントリーの松田翔太さんのチューハイのCMです。超かっこいいです。
http://www.youtube.com/watch?v=K8D67uIErQc
2.自分所有のサイトにも、Facebookページにすら(!)販売を設置できる。
まだ僕、ぼくの事業用のサイト作ってない(!!)んで、これ助かります。
※Yellow Studsさんのリーダー(?)はサイトも作れる人なんで頼んじゃうかも知れませんが、でも自分で一回作りあげてみたいんです。多分Wix使うかと。
↑関係ない。
3.登録してから販売開始までの時間が短い。
ネットで僕が8時間くらいで調べた限りですが、
『CD Baby』を含め、アメリカに身を置く配信業者だと、登録して楽曲データ入れたりしてから実際にiTunes配信が始まるまで(iTunes以外のところは分かりません)が、すべからく早い印象を持ちました。大体数時間~2日程度。運が悪いとiTunesの楽曲パトロールくらって数週間かかることもあると書いてる配信業者も一部ありましたし、本当だと思うんですが、基本的にはそんなに時間はかからないとのこと。
一方、ロンドンにある配信業者は『iTunesでも数週間はかかるんよ。でもそれはiTunesのせいであって、うちらじゃどうしようも無いんよ。だからリリースしたい日の最低4~6週間くらい前には楽曲アップデートを済ませてちょ』って言ってました。
( ´Д`)=3 フゥ 長く書きました。
まとめます。
Yellow Studs(イエロースタッズ)さんというバンドの新しいアルバムが
6月18日に出るようにがんばりました。
あと4日後?
ヮ(゚д゚)ォ!
あと4日後って。日本では確定なのでしょうが、僕がやってる海外配信はどうなるのでしょうか。不安とか期待とかいっぱいですが、とりあえず楽しいです。
日本でYellow Studsさんのアルバムを買ってもらっても僕には一銭にもなりませんがw、でも好きなバンドなので、広まってほしいです。ライブ行ってみてください。ついでに、海外にいるご友人には、Yellow Studsさんのことも、僕の存在も教えていただけると嬉しいです。もちろんYellow Studsさんだけじゃなく、他にも僕が好きなバンドさんやアーティストさんのお手伝いで食っていきたいです。それで食っていけたら死んでもいいです。
バックドロップシンデレラさんとか、撃鉄さんとか、ビレッジマンズストアさんとか、LACCO TOWERさんとか、或る感覚さん、ハイスイノナサさん、Large House Satisfactionさん、HEREさん、JAWEYEさん、好きです。←
僕はそんなに音楽知ってるわけじゃないんで、今後も色んなバンドさん知りたいです。
今回のYellow Studsさんみたいに、なんでもお手伝いできることあればやります。
本業はとりあえずバンドさんの映像フェスにしたいです。僕がお金出せれば出してバンドさんの映画(コンサートとかドキュメンタリーとかなんでもストーリーのあるもの)作ってもらって、ヨーロッパで映像フェスするのを狙ってます!
でも、優柔不断な人、連絡取り合ってるのに返事遅い人、結局覚悟が微妙なんじゃないかなみたいな人とは事業やりたくないです。←いや、すいません、僕もそうかもです。
そんなわけで、
自分とYellow Studsさんを売る目的で
この文章を書きました。
でも本気で思ってることです。
どうでしょう。
こちら、わたくしめのFacebookページでございます。
https://www.facebook.com/Actwitness?ref_type=bookmark
Yellow Studsさんのも!
http://www.yellowstuds.net/
以上でございます!
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