まったくの新曲を書く必要ってそこまで無いんじゃないか
二つ提案があります。一つ目は割と新しい考えだと思います。
提案1.
過去の曲のアレンジを何回でも作って、「過去のアレンジと比べてどうすか、今の俺たちの音楽はこんな感じでっせ」っていうやり方。
曲自体に、今までアーティストさんを応援してきた思い出ってけっこう詰まってると思うんですよね。それを違うアレンジで披露することで、それまでの思い出を反芻させつつ、自分たちの新しい音楽を聴いてもらうことってかなり効果的なんじゃないかと。
例.
Yellow Studsというバンドの、「バード」という曲。
2007年時点 - https://soundcloud.com/yellow-studs/yhht4uuik0z1
2012年時点 - https://soundcloud.com/yellow-studs/curtain-12
長くやってる(いい)曲だから、ファンから見ても思い出が積もりやすい。結果↓、ほら、こんなに盛り上がりまっせ!
https://vimeo.com/103379158
(英訳と字幕付はボクです。宣伝。(。・ ω<)ゞてへぺろ♡)
例2.
カナダ人のバンドYour Favorite Enemies。
彼らも多分同じこと考えてると思います。彼らはかなり頻繁に以前の曲のアレンジを新しいアルバムに収録したりします。新曲の割合の方が多いですけど、結構な数の以前の曲を新しいアルバムにぶち込んで来るんですよね。明らかに『過去のアレンジと比べてどうすか』的な意向が伺えます。
https://www.youtube.com/watch?v=VAJ3wcDDW3w
https://www.youtube.com/watch?v=Ts1OotdjgyQ
(オフィシャルじゃないビデオをアップしてごめんなさい。でも彼らは「やられすぎない限りはいいことだと思う」って言ってました。)
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提案2
違うアーティストさんの曲をカバーする。
もしくはお互いにカバーし合う。
人気を高める。高め合う。このやり方はもう日本では割と浸透してる気がしするので、これを言うのは今更感が拭えませんが。。
例.
何年も前に、S.K.I.Nという超豪華なバンドのためにSUGIZOさんが作った「Beneath the Skin」という曲を、来月のX JAPANのアメリカでのライブで演奏するそうです。
↓9/19のYoshikiさん。
https://www.youtube.com/watch?v=1DSlVSYHFBE&feature=youtu.be
SUGIZOさんはS.K.I.NにもX JAPANにも参加しているのでカバーとは違うかも知れませんが、曲を違うバンドで使い合う、という点で。
(この動画のアップも、恐らくYoshikiさんはいいことだと思ってくれるはず。。((((;゚Д゚))))ガクブル)
例2.
Yellow Studsさんも違うバンドさんとカバーし合いました。
KAGEROさんっていうバンドさんと、お互いの曲をアレンジ&カバーし合ってリリースしたことがあるんですけど、これはすごい単純だけど、全うで素晴らしいアイディアだと思うんです。カバーをし合って、更にはそれらの楽曲を使用して一緒にライブイベントをすることで更ににお互いの人気を高めあえる。
↓画像。(ここから: http://www.beeast69.com/news/rockinfo/33699)
そんなわけで、
『新しい曲を作ることだけがクリエイティビティーじゃない』
という提言でした。
ぼくは曲を作るわけではないし、イベンターとして何の成果もまだ出してないので偉そうに言えない、というか僕が考えてもしょうがないことなんですけど、こう思うのでございます。
そんなわけで、
僕がやってる日本音楽を海外に広めるためのプロジェクト、ちょっと見てみてください!(←無脈略)
https://www.facebook.com/Actwitness
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