「英語が母語じゃない国にいるにも関わらずその国の言語を使えない自分」を正当化してみよう
ドイツに住むことに決めた大きな理由の一つ:英語が通じやすい
僕は、カナダに10ヶ月ほど留学してたことがあり、その後今まで8年くらい外国人とコミュニケーション取るのが半端なく好きだったし海外の映画も好きだったこともあって、ずっと日常的に英語を使ってる。ドイツ人の嫁(そろそろ元)ともそうだし今までの彼女ともそうだったし、友達の多くともそうだった。でも、今でも英語喋るのはそんなに上手いわけじゃない。英日、日英翻訳の仕事とか、日本の銀行のコールセンターで英語使って4年半働いてたけど、今だって電話とかSkypeとかで海外の人と話すとき、特に英語を母国語とする人と話す時は苦労することが多い。ネイティブのスピードは本当にキツい。気後れもする。たまに愛想笑いで済ませちゃうこともある。
正直、日本語のみを母国語とする僕みたいな人は、英語が本当の意味で何不自由なく使えるようになるには、とんでもなく飛び抜けた努力が必要だと思う。人生において本当に英語周りに付きっきりなレベルの努力。叩き上げのブロークンな英語でもなく基礎から勉強したそんな英語レベルの日本人ってほとんど見たことない。でもそれってしょうがないと思う。だって言語システムも感情的表現文化も全然違うんだもの。例えるなら、いくら男女平等化を推進してもジェンダー差はどうしても存在する、みたいな感じ。宇宙の端っこをタッチしようとしても宇宙はどんどん広がってるから無理だぜ、みたいな。(よくわかんない)
本題に戻る。
ドイツに住むことに決めた大きな理由の一つ:英語が通じやすい(2回目)
僕はドイツで起業している。初めて来たヨーロッパで初めての自分の会社を立ち上げた。でも、ポーランドとかフランスとかスペインとかだったら会社の登記からしてまず出来なかっただろうなと思う。ドイツは公証人(登記する際に必要な人)とかそこらのビジネスマンにしても英語を問題なくスラスラと話せる人が多い。住居を探すにしても、ベルリンとかデュッセルドルフとか大きな都市なら英語だけでもまぁまぁ探せる。
一般的に「海外に出る」っていうのが、英語を公用語もしくは母語とする地域のみを想定していることがちょくちょく見受けられるけど、そうでない場所に出る場合だってもちろんある。僕の場合は「ドイツで起業する」だった。
どこの国に住んでいてもその国の言語は学んだほうがいいのは間違いない。でも、それでもさ、今まで学んできた言語である英語が理解されやすい国を選ぶのは基本的には正当で賢い選択だと思う。自分1人もしくは少人数で事業やってると新しい言語の勉強時間とか取りにくいのは分かっていたし、実際そうだし(言い訳)。
逆に英語が通じにくい国、例えばフランスとかで起業しちゃってる人は本当にすごい。尊敬する。
そんなわけで、英語が母語じゃない国にいるにも関わらずそんなに現地語を勉強していない自分を正当化してみたかった。ちょっとはしてるけど。。心に余裕のあるスキマ時間程度。そんな時間、あんまり持てないです。でももっと勉強します、はい。その国の言語を勉強しようとするのは、やっぱりその国の人や文化への敬意を表す形の一つでもあるし。
てなことをこれを読んで思いました。↓ 面白かった。
『避けて通れない大問題。「英語」について』
http://www.advertimes.com/20140307/article149901/?fb_action_ids=823694487668694&fb_action_types=og.likes
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