お金を払う気概が足りない。- 日本音楽アーティストの状況。ヨーロッパ、特にベルリン -
(創作活動で食っていきたい。それをするにはお金が必要。という前提。)
僕の周りでは、お互いがお互いに「お金を払って相手がメシを食えるようにしよう」という気概が足りない気がする。
というか、そういう場所に飛び込んじゃった。
例1.ある超大物日本人アーティスト Y (僕も大ファン。)
こんなことがあった。
そのアーティスト Yサイドの目的は、ヨーロッパのコンサートツアーのプロモーション。
僕のドイツの友人たちが音楽記事サイトをそれぞれに運営してるのですが、それらのサイトのためにYのインタビューとその掲載を許可したものの、お金は発生せず。
⇒サイトは育たない。(そもそも友人のサイトはプロボノだからYサイドが悪いとかって話ではないんです。現状そういう市場なんです、ってことが言いたいんです。)
例2.ベルリンの、お金を落とさない空気。
ベルリンでは、アーティスト及び音楽・イベント関係者をなるべく無料で使おうとする人がなかなかの数いるみたいです。それが常習化し、彼らの市場自体がお金を生まない市場と化す。
⇒ベルリンに住んではいるものの、音楽活動をして稼ぐのは他の都市で、というアーティストが増えている。。とは、知り合いのアーティストの言葉。
(んまぁ、住んでみれば実感できるんですが、残念ながらベルリンはGDPが低いんですよね。僕が知ってる直近のデータ2年前のだと、パリとかロンドンの5分の1しかないんですよ、GDP。つまりそもそもお金の廻りが非常に悪い。)
↓
ベルリンは顕著な例。でも、ヨーロッパで人気ある(あった)ジャンルである「ビジュアル系市場」ですらヨーロッパでは各国でこうなる感じ。
厳しそう。
このままだとヨーロッパでの日本音楽市場が育たない。
こんなにクオリティ高いと言われてるのに。もったいない。
。。。このノートはこんな感じで終わらせます。w
僕の提案は次で。
何か思うことあればお気軽に言ってください。そして友達になってください。
↓
https://www.facebook.com/junichi.q.tanaka
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