ベルリンの映画館に映画の持ち込みをしてみたら。。
ベルリンには僕が知ってるだけで15館ものインディーズ映画館があります。でも、ほぼ間違いなくもっとあります。
その中には、(実は以前アップしたSPUTNIK KINOという所なんですが)Open Screeningと題した、『キサマらの映画、審査なしで上映してやっからドンドン持ち込んでこいやー』という主旨のイベントがございます。
無料、投げ銭制、毎月第3水曜日です。
そこに持ち込みたくなったので、してみました、という話をしてみます。
今日2014年6月18日、Yellow Studsさんの新しいアルバムの全世界配信(日本以外が僕の担当)を確認したりセットしたりして、何とかできたみたいで、ちょっと一息付いてたんです。
そしたら脳裏に天から僕のドッペルゲンガーが舞い降りてきて悪魔じみた声でこう囁きました。
『あら、そういえば今日って、OPEN SCREENINGの日じゃないかしら?Yellow Studsさんの映画を今日上映できちゃったら最高じゃないかしら?』
と。
(Yellow Studsさんの映画、実はもうとっくに出来てたりするんです。28分バージョンと50分くらいバージョン。Yellow Studsの皆さんが作ってくれたんです。)
映画館に電話して、何時までなら持ち込みが間に合うのか訊いてみました。
『19:45までに持って来れば確実だと思うよ。』
それを聞いて、僕は現地に到着しました。
そしたら、もうギュウギュウ。
これ、バースタンドの目の前にある、普段は25席しかないただの部屋と椅子とスクリーンなんですよ。そこに60人はいました。
人間という生物が群れると超暑いんですよね。
まぁとりあえず、スタッフさん捕まえて『DVD持ってきたから上映してくださいな』とお願いしてみました。
そしたら、
『ごめん、もう無理。』
ですって。
理由は明白でした。
僕が着いたのが
20:40だからです。
(´∀`*)
いや、持ち込める映画が25分までだったんですよね。だもんで、Yellow Studsさんの28分の映画を3分以上縮めてDVDに焼き直したんです。時間食いました。
しつこめにスタッフさんにお願いしたらボスに掛け合ってくれたりまでしてくれたんですけど、やっぱり無理でした。
行動は計画的に。
そんな、貸金業だかゴムの自販機だかのようなコピーが僕の胸を教訓となって貫きます。
来月また持ち込みます。上映しちゃいます。ターゲット層じゃない人たちの反応が観たい&自分が場慣れしたいのです。
そんなお話でした。
次回はあの赤い椅子に颯爽と座りたいです。
投げ銭のカンカン。すこし入れました。どなたの懐に入るんでしょうか。
着てたTシャツ。柄が。。そう、それです。一つの映画の上映が終わるたびにQ&Aがあるんですが、これでもし皆の前出たら伝説だったかな。(そうでもないですよね。)
以上でございます。
なんたる駄文でしょう。
あなたの数分の代償は何でしょうか。
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