約7000文字:Web3/DAOを活用したデジタル田園都市まちづくりの決定版電子国家エストニア政府機関アドバイザーの日下氏と考えるマイナンバーカード活用法
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電子国家を目指す奈良県三宅町で視察ツアーを実施しました。日本で2番目に小さな三宅町に全国各地から有志が集まって、縁が生まれ、プロジェクトを作る。まさに当サロンらしさが溢れ出るツアーになりました。
後半では「電子国家サミットin三宅町」と題してトークイベント開催。電子国家エストニアの政府機関のアドバイザーを勤めた日下光氏をゲストに迎え、web3、DAO、電子国家に向けた取り組みを実現させるためには、小さな自治体の有効性の活用について議論が行われました。
小さな自治体だからこそ出来る「電子国家」
森田町長:全国で2番目に小さい街、奈良県三宅町は4.06平方キロメートルしかない、本当に小さな町ですが、小さな町だからこそいいところもたくさんあります。特に「何もない」って、住民のみなさんから聞くのですが、何もないってことは何でも出来ることだと思っています。
行政にデジタルを活用することで、自分のことに使える時間を増やせれば、もっと生活が豊かになると考えています。
単に全てデジタル化するのではなく、どこをデジタル化してどこはアナログのままにするなど、それぞれの自治体に合った形の電子国家を築く時代です。
一人の困りごとにどう寄り添って行けるか、行政だけではなく、民間企業と垣根を超えて地域課題を解決していくように自治体が変わることが大切な時代。
小さいがゆえに、先に仕掛けて広げていける三宅モデルを作れたら面白いなと思っています。
町民が当事者意識を持ちやすくすることが重要
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