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1兆円投資!日本政府が起業家支援に本腰!スタートアップ関連の補正予算案を解説

今日は内閣官房が出しているスタートアップ関連の補正予算は約1兆円について解説したいと思います。
まずはこちらの資料をご覧ください


内閣官房資料より

プレシード・アーリー・ミドル・レイターと、各分野に非常に多額の補正予算がついています。

米国では、スタートアップ等の研究開発支援において、 SBIR制度(Small Business Innovation Research)を実 施し、産業に大きなイノベーションをもたらし、かつ、 継続的に成長する成功企業を多数輩出している。

○我が国においても、2021年4月よりイノベーションの創出 に主眼を置き、内閣府を司令塔として、省庁横断の取組 を段階的に選抜しながら連続的支援を強化する新たな日 本版SBIR制度を創設し、制度を本格的に始動させている が、米国に比してスタートアップに支出されるSBIR補助 金の支出規模が不十分であるなどの課題が存在している。

スタートアップを育成する際、公共調達の活用が重要で あり、公共調達を見据えた技術開発支援である日本版 SBIR制度に基づく「指定補助金等」の対象・規模を抜本 的に拡充する。

内閣府所管:SBIR(Small Business Innovation Research)制度の抜本拡充 (内閣府科学技術・イノベーション推進事務局) 令和4年度補正予算額(案) 2,060億円

特筆すべきは、SBIRというスモールビジネスに対する補正予算が2060億円、そしてポスト5G情報通信システムに対する基盤強化の研究が4850億円、約5000億円ですね。ここ非常に大きいですね。

それではここから個別に紹介していきます

SBIRに2060億円、ポスト5Gに4850億円投資!

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