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【環境】バングラデシュの深刻な環境問題

こんにちは。新小樽少年です。

7月も既に7日経ちました。体感的には毎日投稿しているつもりです。笑

本日の記事ではバングラデシュの皮革産業について動画を交えて取り上げたいと思います。

そもそもバングラデシュってどこ?

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バングラデシュは北と東西の三方はインド、南東部はミャンマーと国境を接する。南はインド洋に面する。西側で隣接するインド西ベンガル州、東側で隣接するインドトリプラ州とともにベンガル語圏に属す。(Wikipediaより引用。)

バングラデシュはアジアの中でも最も開発が遅れていると言われています。
言い換えれば今後の成長可能性は大いにあり得ます。

バングラデシュの経済

IMFによると、2013年のバングラデシュのGDPは1,413億ドルであり、一人当たりのGDPは904ドルであり世界平均の1割にも届いていない。貧困率はネパールと同じく40%を超える。

人口の62%は農業に従事し、国民の7割以上が農村に住む。主要農産品はコメおよびジュート(コウマ・シマツナソ)である。コメの生産量は世界第4位で、かつ生産量も年々微増している。国連食糧農業機関(FAO)によると穀物自給率は90%を超え、特に米に関しては消費量のほぼ全てを自給している。

繊維工業の発展は、経済成長によって繊維生産が不振になり始めた韓国や香港からの投資をきっかけに、1970年代に起こり始めた。バングラデシュの廉価な労働コストが注目されており、繊維製品等の軽工業製品の輸出は増大している。大手繊維メーカーなどの進出が多く行われており、バングラデシュ経済を担う一大産業となっている。(wikipediaより引用。)

貧困率とはある一定の等価可処分所得を下回る人たちの存在割合になります。日本でいえば年間給料の手取り245万円以下の人たちのことを言います。バングラデシュの場合、その人たちの割合が40%以上ということになります。

バングラデシュは大農業国とも言えます。また繊維工業が国の経済を支えています。動画からもよく伝わると思います。しかしその工程は環境だけでなく、人にも大きな害をもたらしています。

バングラデシュで起きている問題

皮革産業はバングラデシュの経済を大きく支えています。

しかしその産業は川を汚し、化学物質が流れ出ている状態で、子供たちはその川に身体を沈め、そこに生息している魚を食しています。

また化学物質とゴミで汚れた川を清掃しているのは女性であり、その皮膚は悲鳴を上げているようでした。このような状態からバングラデシュが医療体制が整っているとも思えませんし、衛生状態もかなり悪いということが考えられます。

これらの環境被害と引き換えに得られる繊維製品あるいは革製品は私たちが先進国へと送られます。

バングラデシュは政治的にも不安定な点がありますが、まずは人々の暮らしが優先するべき課題と私は考えます。海外にいる私たちにできることは、これらの問題を知り、考えることで、これら国へと圧力をかけることだと思います。

私たちが使っている製品には、現状でこのような犠牲が伴っていることを忘れないでほしいと思います。

新小樽少年


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