仕事なんだからプロというプライドを持って撮影し、お客様を満足させろという話
私の撮影ジャンルは婚礼全般・成人関連撮影・たまにスクール・結構物撮り、月に3件は建物撮影と本業ではないとはいえ、月に10日以上はお金を払って撮影に来てくれるお客様を撮影しています。
僕は広く情報を発信しているyoutubeでは自分のことを「プロ」というのが大嫌いです。見ておられる方々が僕が対象するお客様ではないからです。
またyoutubeで自分のことをプロプロといっている人と同じに見られたくないからです。それは僕がyoutubeを始めた頃から話をしていて、たまに僕の動画を見てくれている人からお叱りを受けることもあります。
今回は年長者が起こした内容の一部を文章にしました。
まず大事なことがあります。一例ですがそれをまとめました。
お金を払って、撮影に来てくれるということは、人生の門出に残す写真であることが多いです。
お客様は日程を決めて、その日は時間をあけ、その日に着用するであろう衣装を決めて、消して安くない費用を払い、今の時期ならば暑い中、関係する親族といっしょに撮影に来られるわけです。
結婚式ならば1年や最低半年以上前から、準備し、かなりの労力と時間、費用を変えて当日に望むわけです。
上記のような業務は営業写真といい、だいたいどこでも「人で不足」です。
人で不足なのは「ひとでがいればいいというだけの問題ではないから」です。
営業写真をする上で必要なスキルとして容姿、人当たりの良さ、業務遂行に関わる責任感や忍耐、壁にぶち当たっても、立ち向かう精神力などが必要なります。
また育てるにはそれ相応の時間と労力がかかります。
独り立ちして、最初の挫折でポッキリ逝ってしまう人や、技術を習得した時点でもっと良い待遇の場所へ行ってしまうしまう人もいるでしょう。
私も営業写真に関わるようになり、10年を超えています。ベテランの領域でしょう。だからですが、自分は「頼りになる先輩」で有りたいのです。
僕が見てきた先輩たちはそうだったからです。僕もそうなりたいからなんですが、今回少し腹が立つこともあり文章にしました。
詳しいことはかけませんが、年長のスタッフがお客様を怒らせてしまいました。社内で他部署に迷惑がかかるとか同僚に迷惑がかかるとかは良くはありませんが、社内で今後対策をして解決できます。ですがお客様はそうは行きません。また一度怒らせてしまったお客様の信頼はそう簡単には戻りません。
また今回お客様がお怒りになった理由は「当然の内容」でした。
またしっかりしていれば当然ですが「防ぐことができました」
私は当日の婚礼スナップがあったため、私が撮影することはできませんでしたが、私が撮っていれば、または別の信頼できるスタッフが撮っていればそうはなっていなかったと思います。(というかすぐに気づいて対策を打ってると思います)
今回問題をおこしたスタッフですが、少し問題があると私は思います。
問題があるスタッフの特徴としていくつか上げておきます。
仕事の順序がわかっていない、わかっていても、順序をかえない
必要のない場所でこだわる、クウォリティよりも速さが大事なときとかに無駄にこだわって、遅くなり、同僚やお客様に迷惑をかける、脳内で今何が一番大事なのか判断できていない。
話が無駄に長い(論点がわからなくなる)
人に自分の仕事を振らない、いつまでもその仕事を持っていて、タイムリミットギリギリなったり、タイムオーバーになりクレームを作る
メールやLINEとか文書で伝えたほうが早いこともいちいち電話したり、相手を捕まえて長い話をして要点がつかめない・・・相手の時間を奪う
容姿や体臭、サービス業でお客様の前に出る場合、きれい、もしくは清潔間のある服装など見た目に気を配らない。工夫してモダンな服装したり靴が汚いとか、古いとかカカトがけずれすぎてるとか・・・
マルチタスクをこなすことができない、1点に集中してしまうため、事故やクレームなる。
自分が仕事できないことをブツブツ事務所や職場で他のスタッフに聞こえるように話、ため息をついたり、後ろ向きな話をしたりする
仕事を溜め込んでる割に無駄話には入ってくる
若者の前でもそのような年長者の振る舞いができない、またはプライドがない。
いかがでしょうか・・・・ぱっと思いつくだけでも10個ありました。人間としては悪い人ではないかもしれませんがはっきりいって
「仕事のできない典型的な人」です。実は取引先にもいました。流石に1日に6回も7回も電話してきて、内容はメールで済む内容であり、1・2回で終わる内容です。
こういう人がいたら誰かがその人の尻拭いをしていることでしょう。
かつては僕もスタジオの一員になった頃、いくつか上記に当てはまることがありました。
今でも他部署からたまにお叱りを受けることがあります。お客様からはありませんが・・・
他部署から受けた指摘は、僕に足りないものであったり、相手がこうしてほしいからという意見です。しっかり受けてとめて、次に活かせばいいのですが、お客さまからはご指摘を受けることは「プロ失格」です。
プロならば、一定以上のクウォリティのもと、お客様がかけた時間と費用に見合ったサービスを提供するのが「プロである撮影者やスタッフの責務」です。私も20歳前後の女子の撮影で合わないこともあります。ですが、一定のクウォリティを保つことはなんとかできてます。(一生懸命が伝わると思っているから)
一生懸命やって、それでもお叱りを受けることはあるでしょう。でも今まで見てきた中ではお叱りを受ける場合の95%は「防げたであろう内容がほとんどです」
また撮影におけるお客さまからのご指摘は当日お客様が撮影されて
「楽しくなかった」んでしょう。
楽しく撮影を終えた場合はたとえ撮り逃しをしたとしても
「それは仕方がないし、別に気にしないで」っていわれます。
何度かやりましたが、すべて上記のように問題ありませんでした。
上記の様に撮影する側はその時は1件かもしれませんが、お客様からして見れば、「その日がすべて」であり「その日までに多大な費用と時間がかかっている」んです。
今回のクレームは年長者にあるまじき行動であり、厳しい言い方をするとレベル1のクレームでした。
プロと言うのは確実に一定以上のクウォリティを提供し、満足してもらえる商品を役務提供する人のことです。
「確実にその商品や役務を提供してほしいからお客様は安くない費用を払う」
結婚式で300万から500万超・・・
前撮りでも20万近くかかって、1時間半くらいの時間です。
仕事をしている側もお客様も費用や時間、労力を使っているということを考えて仕事に望むべきであり、上記のようなスタッフがいる場合は誰かがそのスタッフの尻拭いをしていると思って間違い無いでしょう。
それができないのならばその仕事はそのスタッフにはむいていませんので配置転換が必要ではないかなと思います。
非常に長くなりましたが、自分もそうならないように、まわりの意見を取り入れながら、「老害」ならないように自分を磨こうとを思いました・・・
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