2022.03.22 日中の相場感と予測方法
本日概要
昨日は27100円で終わり26995円をつけた後、陰線をつくり26930円まで下落した。先物インジケータもそれに反応して「売」サインをつけたが9:45には売買非推奨サインが出て以降日本時間内においては売買をするサインはでなかった。
休日明けの相場予測には
9:00時点、先物ベースでは3/18日22時頃から始まった上昇相場の転換を意味しており、インジケータとしては、急騰急落にあたるやや苦手とする始りでもあっただろう。(ただしインジは正確に売サインは出した)
だが逆に、9:45から出した売買非推奨サインがもう少しだけ早く、8:45の時点で出ていれば本日は売買せず、前日営業日からの「買」を保持した状態で1日中「何もしない」という選択肢は選べなかったのだろうか?
そこで、こんな方法はどうだろうか?
同じ225ベースのETFを指標にもってくるというのは。
ETFと先物の最大の違いは、提供される側としては、「休日開催されているか、いないか」である。
では、休日(前営業日)の225ETFのチャートはどうだったか?
以下に60分足のチャートを載せた。尚縦の青線が本日の始まりの時間である。
インジケータを見て欲しい、点線が最上位に来ており、本日が始まっている。これは何を意味しているのか、説明書きを読んだ人はお分かりだろう。
本日は小動きである可能性が高いのだ。
もちろん、急騰がおこって点線を実線が超えれば、そこは「買又は売」なのだが、15分足先物ベースにおいて前述した通り9:45に「売買非推奨サイン」が出ているように結果としても一日を通して小動きとなった。
なぜそのようなことが起こるのか
なぜそのようなことが起こるのか、「移動平均線」を使ってる方々にはおわかかもしれない。以下に60分足(赤線9時)を表示した。
インジに注目して欲しい、同じ9時においてETF(上に表示)はすでに買サインがしぼんでいるのに対し、先物は9:00から急速にしぼみ始めている。
つまり、実際は前日の相場で傾向が決まっているのにも関わらず、そこに急速においつこうとする時間が、8:45~9:45だったというわけだ。
つまり、8:45~9:45までの間は、15分足でみるにあたって、このインジにとって休日を取り戻す時間になったわけだが、もっと長い足の前営業日のインジを見ることによって本日全体の傾向とフェイク的な動きを回避できるのではないかと推察する。
尚、60分足を用いたが、45分足でも可能。だがチャートによっては45分足は無い所もあるので60分が妥当かもしれないと思っている。なぜ60分足なのかそこにも理論はあるが、また別の機会にお話したいと思う。
不定期更新、個人の考えなので質問は基本受け付けません。
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