はじめの1本
レンズは迷いますよね~
初心者は『はじめ何を買ったらいいの?』
ズーム?単焦点?画角?明るさ?大きさ?重さ?予算?手振れ補正?…
初心者には全然わからん。
・カタログ見てもよくわからないし…
・聞いても『撮るもので変わる』とか言われるし…
・別に撮るものが決まってないし…
そもそも『◯◯◯mm』とか『f値』とかよくわからなし。
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自分が購入した流れから『おすすめ』として、だれかの参考になればと書いてみます。(写真撮影を前提にします)
レンズの基本となるところを簡単に説明します。
◯◯◯mm:画角を表しています。
【数値が低い(例:16mm)】広く撮れてます。
『広角』と言い、風景とか室内撮影などに便利。
【数値が大きい(例:400mm)】遠くを寄せて撮れます。
『望遠』と言い、運動会とか野鳥撮影などに便利。
f値:絞りの値でレンズの明るさを表しています。光量を調整します。
【数値が小さい(例:f1.4)】明るい、ピントの幅が狭い=ボケやすい
【数値が大きい(例:f11)】暗い、ピントの幅が広い=ボケにくい
自分は、家族・旅行・散歩・風景・スナップを撮影、4本のレンズを持っています。(以下購入順に)
※レンズはAPS-C用で、本文中あえてフルサイズ換算していないです。換算は画角を1.5倍してください。
どのレンズもとってお気に入りです。
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はじめの1本
2本目がすぐに『買えない』ならパターンは2つ!
【パターン1】 18-55mm2.8-4(自分はこれ)
とにかく便利。画角は18mmから55mmまであるので、風景・旅行から人物までこれで撮影出来ます。開放f値が広角側で2.8スタート、キットレンズなのに明るくお手頃価格、初心者はこれで決まりです。
将来、レンズが増えてきたとしても便利ズームなので旅行とかに重宝します。
【パターン2】 35mm1.4
ある程度カメラを使っている中級者以上なら35mmが、はじめの一本にはおすすめ。いわゆる標準レンズ。
引いてもよし、寄ってもよし、自分でコントロールしてボケを味わえて撮るのが楽しいです。軽いし、お手頃価格。いまはデフォルト35mmで使っています。
残念なのは、2点。
・AFがうるさい。(写真なんで気にしないけど)
・パープルフリンジが出やすい。(輝度差が高いところに紫色が発生する現象、逆光時に注意です。)
それでも、おすすめ。予算がないならf2?(f2は持ってないので想像です。)
ちなみに23mm1.4より35mm1.4の方が寄れます。
ただし、初心者が購入してしまうと。。。
はじめ戸惑う画角だと思います。思ったより狭くて扱いにくさを感じるかもしれません。自分も『狭い~』と無理して23mmを購入してしまいました。
ただ、いつの間にか35mmに慣れて23mmより出番が多いことに。。。
また、明るいレンズがいいと購入してみたが、いざ使うと晴れの日などは、露出オーバーになったり、使い方に合わなくて慣れる前に断念してしまうかも。。。
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次の1本(2本目)
運動会に使うなら(自分はこれ)
子供の運動会に必要なら50-230mm一択。
望遠としてはめちゃお値打ち。ただし子供が大きくなるのは意外と早く、必要だけど、期間が過ぎるとあまり使わなくなる可能性が高いです。
もしこれを『ポートレートで使いたい』『鳥や飛行機を撮りたい』となると、ちょっと役不足な感じ。
だったら『はじめからすごいの買えばいいのでは?』
⇒明確に撮るものが決まって続けていくなら投資するのもありですが、あくまでも運動会前提と言うところで。
すでに18-55mmを持っているなら
単焦点レンズでしょうね。画角に関しては持っているレンズでいくつかの画角に合わせて使ってみて決めるのもありだと思います。おすすめは35mm1.4。
その他をもっているなら
すでに中級者以上だと思うので『好きなものを買ったら』になります。
旅行用に18-55mmとかもおすすめです。
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次の1本(3本目)
ここまで来れば、ある程度自分が必要としているものがわかると思うので『好きなもの買ったら』になります。(自分はここで35mm1.4導入)
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まとめ
あくまでも自分のおすすめと言うところになります。
画角を考えて⇒明るさを考えて⇒予算を考えての順番が自分は良いかと思います。予算から考えていくと『やっぱり明るいのが欲しい』とか失敗する可能性が高いので、レンズもけして安くはないですからね。
手振れ補正が付いていないレンズもありますが、望遠以外は特に不便を感じないですし、むしろ『ない事』が楽しかったりもします。
あと、考え方として広角側は、スマホに任せて『標準』から上をそろえていくのもありかもしれません。スマホはだいたいAPS-Cにすると18mm前後。
明るい単焦点が欲しい~
さらにもっと広角が欲しい~
超高倍率ズームが欲しい~
と…5、6本目ぐらいからきっとレンズ沼にはまっていくのでしょうね。
それでは楽しい写真ライフを。