オーストラリア留学体験談(授業編)

この記事を読んでくださっているあなたは少なくとも留学、またはオーストラリアに興味があるということですね!来てくれてありがとうございます!

大学生のころ、一年ほどオーストラリアのメルボルンという場所に留学していたので、留学経験をいくつかのシリーズに分けて書いてみようと思います。今回は授業編です。ではでは始めていきまーす。

私が留学先として選んだ大学は、二学期制であり、(学期はセメスターと呼ばれている)各学期の中にmid semester breakと呼ばれる一週間のお休み期間がある。さらに、試験前にSWOT VACとよばれる一週間の勉強期間が設けられていた。

日本の大学との大きな違いは、一学期の中で受講できる単位の数が3-4つほどと少ないことである。楽に単位取れるじゃん、と思ったそこのあなた、大間違いです。なぜなら、講義を聞く前に、大量の文献を読んでくることが求められるからである。さらに大変なのは、講義に加えてチュートリアルという少人数で行われる授業に出席する必要があるのだ。ディスカッションをすることが多いので、大量の文献を読んでくるのが重要になる。そのため予習をしっかりしないと授業に全然ついていけない。日本語の文献なら要点だけ読めばいいかもしれないが、英語文献だと読み込みにとてつもない時間がかかる。さらにほかの学生の話すスピードの速いこと速いこと。毎回授業後はげっそりである。

日本の大学だと、授業が終わったらサークル活動バイトに時間を費やすが、このようにオーストラリアの大学では大体予習・復習で授業以外の時間を過ごすことになる。驚いたのは、英語がネイティブの現地の学生ですら、深夜まで勉強していることだ。受講できる単位も少ない分、しっかり勉強しないと卒業できないようだ。

私は英語が得意でもなんでもない普通の大学生だったため、授業についていくのは正直とても大変であった。しかし、大学ではレポート添削などの留学生向けサポートも充実しているし、講義は毎回録音されるので家に帰ってから何回も聞くことができる。そして何よりも世界中の学生とともに勉強できることは、人生において非常に重要な経験になった。相当な努力が必要になるが、今後の人生の大きな助けになると思うので、読んでくれているあなたにぜひとも挑戦してほしい。

次回は大学生活(授業以外)編にしようかなと考えております。


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