外資系企業で働くために必要な英語力とは?
今日も一日お疲れ様です、おうちOLです(`∀’)ノ
普段は外資系旅行会社でフルリモート勤務をしています。
自己紹介記事はこちら👇
外資系企業で働くには一体英語力はどれぐらい必要なのか?noteやインターネット記事でもたまに目にしますので、私も考えてみました。銀行系、IT、コンサル系の会社とはまた違うと思いますが、あくまで外資系の旅行会社ということで掘り下げていきたいと思います。
会社での英語使用率
現職でも過去の外資系旅行会社でも、社内で勤務する外国人と日本人の従業員の割合は、7:3ぐらいですかね。基本的には公用語は英語ですので、社内のお知らせや、メール・チャットは全て英語、全体のミーティングも英語を使用します。なので、毎日英語を使用していますが、基本的には主にメールやチャットのテキストで英語を使用することになります。
現職は基本的にフルリモート勤務ですが、本社に出張の際は出社しますので、英会話が必要になる機会が多くなります。
また、状況によっては、英語の使用率にバラつきが見られるのではないでしょうか。
私の独断と偏見による例えでご紹介👇
1.日本の取引先を相手にすることの方が多い部署:
✅英語のアニメ/学校教材のビデオが分かるレベル(ディ◯ニーとか)
日本語の使用率の方が高くなる場合あり。
このような場合は、基本的に英語の読み書きが円滑、タイムリーに出来る程度であれば、会話/聞き取りが少々苦手であっても問題ないこともあります。
但し、会社のミーティングやアナウンスメントがある程度わかるぐらいのリスニング力は必要です。でないと誰かがその人のために通訳等のフォローアップをしないといけなくなりますから、それが毎回となると負担になってきます。
2.所属する部署に外国人が多い場合:
✅英語のアニメ(大人向けのもの含む)/日常会話がよく出ている海外ドラマまたは映画が分かるレベル
(進撃の巨人とか学生もの海外ドラマとか?)
日々のメールやチャットはもちろん、ちょっとした打ち合わせも英語になりますので、日常英会話力は必要です。ただ、日本在住歴が長い外国人は、概ね日本語を話しますし、読み書きもできる人がいます。なので、日英混ざってのコミュニケーションになったりする場合も多々あり。嘘だと思われるかもしれませんが、本当にルー大柴さんみたいな会話になる時もあるんですよ(笑)
3 取引先が外国人の場合:
✅英語でTEDのプレゼンや、著名人のスピーチ、ニュース/ドキュメンタリーが分かるレベル
(またはサウスパークとか?ビジネス英語では全くないが笑)
社内でも取引先でも英語でコミュニケーションになるので、かなり高い英語力が必要となってきます。相対するマーケットにもよりますが、特に英語圏の取引先の場合、言い回し等もビジネス用語ですし、契約書の確認や、交渉もしないといけませんので、ビジネスに特化した英語力が必要になってきます。ネイティブでなくとも問題はありませんが、言うべきことはしっかり言うタイプの人でないと、取引先のいいようにされてしまいます。
4 役職に就く場合
✅3のレベルと同等
どの部署においても、チームリーダー(日本でいう一般的な部長)以上の役職に就く場合は、高い英語力が必要になってきます。リーダー会議、時にはマネージャー会議等上層部との会議にも参加が必要ですし、プレゼンも時にはしないといけません。強いていうなら英語のドキュメンタリー番組やニュースを字幕なしである程度分かる・また複雑なテーマについての会話ができるレベルの英語力は必要になるかと思います。
TOEICの点数ってどうなの?問題
前々から思っているのですが、TOEICの点数で英語力を判断することって難しくないですか?TOEIC重視派とアンチ派の論争に加担するつもりは全くありませんが、私個人的な意見としては、TOEICの点数に興味はありません。
800点、900点とか高得点の方達でも英会話となると話すことは難しい、、、という人たちを見てきました。全員がそうではないですけど。
私自身は学生時代にTOEICを受けた以来、一度もTOEICを受けていません。ドヤるとこ違う
(しかも当時スコアは680点ぐらいでした、英語専攻してたくせに)
過去記事でも触れたことがありますが、TOEICを再度受けない一番の理由はめんどくさいから(汗)。ザ・お勉強が嫌いという致命的理由。°(°`ω´ °)°。
試験も長すぎて途中で飽きてくるんですね、、、。
あ、因みにそんな私がどうやって英語を使用する職に就けたのかは、こちらの記事に書いています。(有料です、すみません)
私の中でイマイチTOEICの点数=英語力という考えに結びつかないため、採用に関わるときは正直TOEICの点数については、「へえ〜」としか思えず、実際に英語の面接で確認したりします。
余談ですが、もし今後自分の英語力を図るために受けないといけない!!という状況下に置かれたとしたら、IELTSにするかもしれません。
が、めんどくさいな〜〜。他に取りたい資格がいくつかあるので、よっぽど受けないとアニメ禁止とか言われない限り、英語検定系は今後も受けないと思います。(TOEIC受験を受けたり目指したりしている人を批判しているわけではないですよ〜)
英語力ゼロでも外資系企業へチャレンジすべきなのか?問題
英語力ゼロの私が外資系企業へ転職した系の話って結構他の記事でも取り上げられている気がするのですが、個人的には企業(社風)に寄りけりかなーと感じます。外資系企業の名前であっても、運営自体は日本企業が行なっている場合は、もっと英語を使わない環境かもしれません。
しかし、その場合はルールや社風も日系企業とそう変わらない例が往々にしてあるので、私のように緩い環境に浸かりきってきた場合、合わない!(泣)ということになると思います。
逆に外資系企業で海外本社と密接に結びついていたり、取引先が海外のケース、または会社の半数以上が外国人従業員という場合、英語力ゼロではかなり厳しい状況になると予想します。言い方は厳しいですが、仕事にならないと思います。
いちいち翻訳にかける時間ももったいないし、社内外で仕事がスムーズに進まないです。そして、英語ができないとそもそもコミュニケーションに問題が生じる=昇進しにくいということになります。
実際にこの前ウチにも「英語力はないですけど、やる気だけはあります!」という人が応募してきました。じゃあ面接だけでもしてみようかということで、面接してみたら文字通り全く英語ができない人でした。
頭で文法を考えて、単語を並べて、えーとこう言えば良いんだっけ、、、I amえ〜っと、、、という調子だったので、流石にお断りしました。
この調子だと、持ち前のやる気も入社してからダウンしてしまうこと間違いなしです。英語はすぐに上達しないので、、、。新しい仕事を覚えることだけでも大変なのに、英語も一緒に同時進行で勉強するということは難しいですよね。
くどいですが、外国人と働くイメージって、なぜか和気藹々&キラキラしたイメージが付きものなんですが、現実にはそんなことはないです。
良い点悪い点は表裏一体ですが、外国人と働くからこそ、コミュニケーションを間違うと都合の良い人認定されて、色々とやらなくても良いことを押し付けられちゃったりする場合もあるのです。
そこで英語ができないとなると、太刀打ちできず、言われっぱなしの押し付けられっぱなしになってしまいます。
もしこの記事を読んでくださっている方で、外資系にチャレンジしたいなーと思っていらっしゃるのであれば、ご自身の英語力に合った環境を見極めるためにも、当然と言えば当然ではありますが、応募の前に企業をよくリサーチしておいた方が良いと思います。
英語力ゼロだったら、まずは英語に抵抗がなければよしとして、人を募集している企業もあるので、調べてみると良いのではないでしょうか。
そこから英語に慣れ親しんだら、転職や部署異動でステップアップしていくのもいいと私は思います。
長くなったのでこの辺で〜それではまた!
他にも外資系企業でのあれこれを記事にしています👇
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