【マンガ】とある動物心理学大学院生(博士課程)の頭の中 第13話
大分お待たせしました!13話は擬態の話です!
「これは動物心理学なのか?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、動物心理学の教科書では割と鉄板のテーマだったりします。
捕食される・するの関係は鳥と昆虫に限った話ではないのですが、鳥の捕食量が多いので実験ではよく取り上げられます。
鳥は飛ぶために体重を軽くする必要があるので、体に脂肪をため込むのが難しい種が多いです。そのため常に食べ続ける必要があるわけですね。
そんな鳥でも口にしたくなくなる毒ありアゲハ、相当まずいんでしょう……。(実験に使っているアゲハの毒はもちろん鳥の命に別状はない毒です)
参考にした論文はこれです。
The Adaptive Significance of Batesian Mimicry in the Swallowtail Butterfly, Papilio polytes (Insecta, Papilionidae): Associative Learning in a Predator - Uésugi - 1996 - Ethology - Wiley Online Library
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/j.1439-0310.1996.tb01165.x
それではまた次回もよろしくお願いします!