フラワーディスプレイについてnoteしようと思ったきっかけ#001
まずは自己紹介から
こんにちは。
フラワー&グリーンプランニングの代表の坂本祐子です。
2004年から大阪でフラワーディスプレイ専門の事務所を運営しています。
現在の主な仕事は
テーマパークや百貨店などの大規模商業施設のフラワーディスプレイの製作。
や植栽管理。
2018年から大阪芸術大学芸術計画学科で特別講義の講師
2020年に商工会議所主催の大阪サクヤヒメ表彰で活躍賞を受賞
趣味は雑草とよばれているような野草を観察することです。今年はNHKで牧野富太郎の朝ドラが始まるのでそれを心待ちにしています。
フラワー&グリーンプランニングはこんな事務所です。
https://flowerandgreen.com
代表的なフラワーディスプレイは
2014年3月7日に行なわれたあべのハルカスのオープニングセレモニー「日本一長い 街つなぎテープカット」のフラワー装飾です。このセレモニーはあべのハルカスのビル地下1Fから最上階、あべのハルカス近鉄本店、Hoop、キューズモール、新宿ごちそうビルまでの計8ヶ所を長さ3000メートルの赤いテープで繋ぎ、同時にテープをカットを行うという大規模なもので、約半年前から花の装飾の準備を始めて、3日間でのべ90人のスタッフさん達と共にフラワーディスプレイを製作行しました。
フラワーアーティスト花太郎 保坂桂一との出会い
20代初め頃、私はほとんどお花に興味などはなく、知っているお花といえば、バラとチューリップとカーネションくらい。たまたまフラワースクールで事務の仕事をしたのがきっかけで、花で何かをつくることに興味をもちました。大阪の繁華街、心斎橋のど真ん中にオープンする花屋の求人をみて、アルバイトを始めます。
前職の研修でアレンジや花束を数回つくったくらい、ほぼまっさらな状態で、店舗の先輩方に教えて頂きながら、見様見真似で毎日毎日花束やアレンジをつくり続ける日々でした。当時花の専門誌に必ず目にとまるフラワーディスプレイがあってクレジットをみるといつも同じ作者のもの。その人は屋外空間に大胆に繊細に生花で美しい作品を生み出していました。当時屋外の空間を生花で大規模に飾ることをメインの活動にしているフラワーアーティストは大変少なく、生花でつくられた夢のように美しい世界感に魅了されていきました。
初めてのフラワーディスプレイの現場を体験して、夢中になった
花太郎 保坂桂一のアトリエは東京の用賀にあって、そこにレッスンを受けにいったことがきっかけで、その年から関西での花太郎の仕事のお手伝いをさせて頂くようになりました。24歳くらいの頃です。
当時、花太郎は関西での仕事が増えてきていて、大規模な生花をつかったフラワーディスプレイ現場や雑誌の表紙の撮影、NHK教育テレビの収録など様々な経験させていただくことが出来ました。東京や地方での仕事は大阪では経験できない現場も多くて、人間国宝の歌舞伎役者さんの楽屋花、東京コレクションのファッションショー装花、万博会場のパビリオンなど、時にはよばれてなくても、自ら志願してスタッフに加えていただくこともありました。
続く
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