ダンデライオン・エトセトラ
本日のつれづれお題はこちら
Dandelion ダンデライオン
たんぽぽ です。
英語リスニングの勉強をしていて、こんな記事を見つけました。
たんぽぽは食べると栄養超たっぷり!って話だったのですが、私がこの記事で一番驚いたのは、たんぽぽがすごい嫌われてる植物だっていう点でした。文中ではどういう表現されてたっけな。
えっと・・・
So, it is no surprise that people love flowers! Well...except for one.
Dandelions!
There is probably no flower more hated, or misunderstood, than the bright yellow dandelion.
そこまで言うかっていうぐらいの嫌われっぷり。
生命力が強すぎて、芝生育てたりするときに邪魔なのになかなかやっつけられないというのが理由らしいのですが、へーー知らなかった。。
まあたしかに、道端どこにでも生えてるイメージはある。葉っぱが地面にはいつくばるようで、茎も太くて、たくましいのもわかる。
少なくとも日本では、子どものころにたんぽぽってすごく身近な花のひとつだし、かわいいものの象徴みたいなかんじで。
道端に咲いててお母さんが「わあ、●●ちゃん綺麗だね」とか、綿毛をふーってして「わあ〜い(*≧∀≦*)」みたいな扱いが多いかと思います。
そんなイメージしか持っていなかったので、海外ではここまで徹底的に害悪とされていることに、一番びっくりしてしまいました。
いや、日本でも大人になったら「たんぽぽは害だ」っていう認識をけっこうみんな持ってるものなのか?たとえば、ゴルフ場で芝を育てる人にとっては、絶対邪魔ですもんね。
私が世間を知らず能天気に生きてきただけなのかも・・・
そんなことを考えていたら、
先日山を散策していたときのことを思い出しました。
たんぽぽが、草むら一面にいっぱい生えていて。
突然、この歌が浮かんできました。
BUMP OF CHICKENの「ダンデライオン」
(こっそり歌詞だけリンク貼る。こちら)
もちろん前から知ってる曲だし大好きだし、歌詞もそらでほぼ全部歌えるぐらい頭に入ってます。
だけどそういう次元ではなく、このたんぽぽが道沿いの草むらいっぱいにずらっと咲いているのを見て、身に迫るようなリアリティをもった体験として、はじめてこの曲の内容が感じられたのです。
本当に突然、パッと。
口ずさみながら道沿いを歩く。
理屈や理解という次元を越えた「物語の本当の実感」みたいなものが、身体に直接スッと入ってくる。
もともと泣ける曲なのに、もうダメです。ボロ泣き・・・
なんだったんだろう、あれは。
もともと知ってる内容だし、たんぽぽを見るのだって珍しいことではないのに。山歩きをして、いい空気吸って身体がいいかんじに巡って、ぽっかり空いたスペースに何かが飛び込んできたみたいな。不思議体験。
今の私に、何か必要なメッセージやインスピレーションだったのでしょう。
ちなみに、ユーミンの「ダンデライオン」も、カラオケの十八番だった時期があるぐらい、好きだし馴染みのある曲です。
だけどこっちは、まだそういうインスピレーションは降りてこないんだな。必要な然るべき時が来たら、そういう事件がまた起こるかもしれません。