【むこじゅん政策の視点】:政治改革編-自民党は変わらなければならない
今晩のフライトで訪京して明日の自民党大会に出席します。
自民党は変わらなければならない
自民党に対して厳しい報道が続いていますが、私も経過を見ながら大変忸怩たる想いでおります。
政治への信頼が得られなければ、本来の国民のための政策が実現できない。
私自身は、ずっと民間の世界におりましたので、政治の常識に対して、真っ白からのスタートです。
政治の世界に飛び込むと決めた時、現実的な安全保障・経済政策・政権運営能力を考えれば、自民党しかあり得ないと考え、昨年の7月に北海道八区の候補者公募に手を挙げました。
地域の発展には与党の力、政府との強い連携が必要だと信じています。
しかし、今の状態は、それ以前に党として信頼を失ってしまっている。
同時に、今回の一連の状況を通じて政権交代が起きてもおかしくない解党の危機でも、他の政党の支持率が大きく上がらない。これは、他に任せられる人がいないと感じている人が多いと推察しますが、一番怖いのは「誰にも任せられない」と政治に対する不信感が諦めの気持ちに行ってしまうことです。現に、無党派と答える層が増えています。
逆風の時ほど、新しく変わる改革のチャンスでもある。
自民党は、立党宣言に立ち返る必要があります。
政治が国民のものであることをまず最初に語っています。
その初心に戻らねばなりません。
自民党青年局の不祥事を受けて、新しい局長に鈴木貴子局長が就任しました。
私のメンターでもある牧島かれん代議士に続いて二人目の女性青年局長です。同じ北海道・同じ責任世代としても先輩の就任に勇気づけられます。
自民党だけに限りませんが、政治の場に足りない点の一つは多様な議員です。
画一的な集団で議論していては国民全体からはズレた視点になるし、新しい挑戦はできない。女性の衆議院議員が約10%しかいない状況の中で、今回の青年局の事例はそれを明るみにしたものでもあると感じます。
今回の和歌山県連の使った「多様性」という言葉は、私の追求する多様性からはかけ離れていることは言うまでもありませんが、本来の意味の多様なメンバーがいれば、意思決定の過程・その場で『おかしい』と声を上げることができたのではないでしょうか。
鈴木局長とは、私がシンクタンク時代に党改革本部のガバナンス改革をお手伝いさせていただき、特に「多様な人材の登用」について議論をさせていただき、想いを同じくしています。
一人からでも変化がなければ、全体に変化はない
毎日街に立って、各地でお話を伺う中で、
「あなた一人入ったって、変わらないんじゃないの?」
と声をかけていただくこともあります。
しかし、危機の時だからこそ「よそ者、若者、馬鹿者」が活躍できる。
新規事業のイノベーション、企業再生の現場でも言われてきたことです。
しがらみなく真に「国民のもの」の政治をするために、
今自民党を変える牽引役としての私たち新人の役割は非常に大きいと信じています。
まずは、「当たり前」の、透明性の高い、信頼できる政治を目指します。
民間企業で当たり前だった
・デジタルでの帳簿提出やデータ分析可能な情報公開
・現金での受け渡しの廃止など
など透明性の向上
主婦の感覚で、そして、将来世代が政治に関心を持てる
・タウンミーティングやミニ集会などの直接対話の機会
・女性を含めた多様な政治家の活躍支援
・電子投票実現に向けた取り組み
などを進めてまいります。
ここ道南から、正面から国民のために働く政治をすること
政治を、自民党を、変えていく力になることを決意して、
厳しい声にこそ耳を傾けて、地域のため・日本のために邁進します。
#ともに未来へ
よりよい日本を、ここ道南から。
〆
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