「びびび婚」が幸せになる覚悟の芯をもつきっかけに…
昔は「誰かが幸せにしてくれる」と思っていました。
失礼にも、相手の条件を吟味して
だから、選択肢が狭かったんです。
私が20代でそんなことをモヤモヤ考えていた頃
松田聖子さんが「びびび婚」をしました。
(ピンとこない方は、ググってくださいね)
「びびび」と、誰でも選べるんだ…
再婚なのに、そんな「びびび」で。
後から思うと
これは、私にとって非常に大きな出来事で
収入がある女性の、結婚相手の幅の広さ…
衝撃的でした。
自分が、誰かにしてもらうのではなく
自分で生きていくこと、を考えればいいそう決めればいいんだ…と
当時「びびび婚」からの、気づきがありました。
たぶん、ちょうど同じ頃
25歳か26歳くらい(95、6年)だったと思いますが
「女たちのジハード」という本を読みました。
OLが結婚や人生について考える内容です。
今、読んでどう感じるかはわからないけど
当時、OLだった私には、これも響きました。
まだ、女性がフルタイムで働くことが珍しい時代でもあって
多くの人が25歳過ぎると、結婚退職する時代でした。
その時代にOLだった私は、その本から影響を受けて
「30歳過ぎて独身だったら、マンションを自分で買おう」
それだけの資金を貯めておこう
そうすれば、なんとか自分だけでも生きていける
と決めた覚えがあります。
(そもそもマンション派ではなかったので
本当はそこに引っかかっていたのですが)
自分を主体として、生きる決心をして
それからは実生活でも、とても選択肢が広がりました。
回りは、何も変わってないけれど
自分が決意して、選択する方向へ進み出すと
何か、背負っていたモノを下ろして
意味なく抱えていた不安もなくなって
先に進んでいけるようになった気がします。
表面的には、何気ない日常生活でしたが
心の奥の方で、覚悟の芯が生まれました。
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