2023/05/21 殺人
最初は三人称目線。
ある田舎の高校にいた。
ある男子生徒は、剣道部だった。
彼は、友達の男子生徒を剣道場で殺してしまった。
その後、彼は何かを吹っ切れたかのように人を殺しまくりに剣道場をでた。
僕は、友達と外の階段を下ってるところ、
階段の先にいた生徒たちを見つけた。
彼ら、彼女らは、何かに怯えているように叫んで後退りしていた。
建物の影から現れたのは、殺人をした男子生徒だった。
彼は、手に包丁を持ち、振り上げながら彼らに近づき、
刺した。
僕と一緒にいた友達は、先生に伝えないとって走り、
また逃げた。
僕は助けないとって思った。
刺されて倒れている生徒達のそばに彼は寄り、
もう一回刺そうとした。
僕は止めないとと思い、彼を横から大きく押した。
彼は吹っ飛んで、また怒った。
僕に怒りが完全に向いた。
僕は、これで誰も刺されないって思ったのと同時に、
ものすごい恐怖に、本能的恐怖に襲われた。
彼は僕を刺そうとものすごい速さで追ってきた。
僕は走った。
逃げないと、刺される!
森の崖にまで追い詰められて、
僕は、彼を思いっきり、刺される覚悟で押し倒して、
崖に沿っていたフェンスを上り
崖を降りた。
ただその森は人工林ですぐに僕のことが見つけられてしまうくらいの見通しがいい場所だった。
僕はとにかく走り、崖を降りた。
そこには田んぼが広がっていて、
逃げる場所なんて、隠れる建物なんてなかった。
ただ、僕の足元に、藁が大量に積まれていた。
僕はその藁の中に潜った。
彼はゆっくり崖を降りてきた。
ニヤニヤしていて、声も穏やかで楽しそう。
ゆっくり僕のいる藁へ近づいて
ここにいるんだろ?もう無理だよ。
僕は心底恐怖を感じた。
彼は僕の上に被さっている藁を勢いよく剥がし
ナイフを振り上げ僕を刺した。
僕は目が覚めた。
起きている心地がしなかった。