見出し画像

【備忘録】四川の善人

劇団渡辺
四川の善人

2021年12月10日(金)~12日(日)
全3回公演

原作:ベルトルト・ブレヒト
演出:劇団渡辺

出演:蔭山ひさ枝、大石宣広、梅田大三、山本瑞穂子、絢、形而マサ子、山田清顕、山下浩平、吉見亮
https://www.facebook.com/771963379603702/posts/2487135798086443/?d=n

はい!昨年末の怒涛の観劇ラッシュのログ、最後の記事です!

劇団渡辺レパートリーの1つ。以前観たのはいつだったかしら?
ひさ枝さんと大石さんと梅田さんの渡辺メンバー以外、わたしの中では新キャスト。

安定のレパートリー!って感じ。
冒頭とラストの怪しいセミナー(笑)

わたし、マサ子さんのファンだなぁ、と再確認しました。

梅田さんは相変わらず可愛いワンでした。ソーキュート!ラブリー!キューティー!

大石さんは、ミステリアスで勝手な神様。神様っていうか、カミサマ。理不尽(笑)

ひさ枝さんのシェン・テは艶めかしくて、可哀想なオンナ。シュイ・タはかっこよくて、冷徹な資本主義者。
この、二面性がブレヒトのこの本の問題提起部分。ココがピリッと決まってくると、カミサマの勝手さやワンの可愛さ、他のキザ男兼マザコンや、過保護ママン、金で恋愛する富豪たちが生きてくる。

いやはや、カミサマの勝手さよね。

善人でいるのは、資本主義社会では詰む。
面白く観られるし、無理のないカットの仕方で、Lightな気持ちで観られる最高のブレヒト。それが渡辺パワー!

あと、1番記憶に残ってるのはエンディングダンス(笑)
マサ子さんのアイドルっぷりにノックアウトされた。たまんなく可愛い!サイリウム振り回して応援したくなるキュート&チャーミング。

作品も記憶にガッツリあるけど、それをはるかに上回るダンス……。
っょぃ……!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?