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「奇縁の神楽ルル」について
どうも、じゅねです。
勇気<クライシスアーク>お気に入りの1枚
というテーマでキャンペーンが開催されましたので、せっかくなら…と思っての投稿です。
ということでタイトル通り、
「奇縁の神楽ルル」について、
今思ってることをざっと書いていこうと思います。
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①「奇縁の神楽ルル」を選んだ理由
アーク期は
「ズィーガー」及び「ガーンデーヴァ」を使用していくつもりであり、その両者に共通する白色のカード、かつ両者に入る余地があるカードとして、今回このカードを挙げさせて頂きました。
②想定している活用事例
まず大前提として、おおよその状況において
「ヴォイドブリンガー+何か」でしか出すことがない(はずな)カードである以上、
このカードを使用すること自体はそれほど多くはない、と現時点では考えています。現時点では。
しかしながら、
・イグニッションからヴォイドブリンガーが降ってきた
・ライフからヴォイドブリンガーが出てきて、そのターンの攻撃が止まりゼクスが生存した
・やむを得ずヴォイドブリンガーを手出ししなければならない程の状況
等で「無いと困るカードではある」のもまた事実です。
という点を踏まえて、
何を期待するのか…いくつか考えられる限り列挙していきます。
①「破天降臨」による消費の少ないアクション
当たり前ではありますが、この前提がないと話にならないので一応。
いくら能力のインフレが進んだとはいえど、「リソース」であったり「名称ターン1の縛り」であったり「デュナミスのプレイは1ターンに1度」であったりと、1ターンに出せる出力、手数は限られてきます。
そんな中「デュナミス権もリソースも使わず、1手アクションを増やすことが出来る」破天降臨の影響はかなり大きく、あるかないかでは大きく差が出てきます。
・イグニッションからヴォイドブリンガーが登場、無料で破天が狙える=シンプルにアクション数が増える
・「相手PSを殴れない位置にいるゼクス2体」を、好きなタイミングで「相手PSを殴れるゼクス1体」に変換できる(擬似的な移動とも捉えられる。自壊による連続攻撃や相手の迎撃に対する様子見に使える)
・アルターブレイクやディンギル等を有効に使う為のエコな露払いとしての利用
・何らかの理由で「盤面に特定のゼクスを残しておきたくない」場合にトラッシュに逃がす(主にサーガラへの対処がメインでしょうか)
等々。
「チャージが残らないがデュナミス権が温存できるディンギル」の恩恵は相当に大きそうです。
以下、この利点を前提にお話しします。
②小型除去を含めた2面除去ができる
登場時の「ノーマルスクエアの相手ゼクス1体のパワー-5000」により、
「9000打点+5000以下焼き」による2面除去が可能です。
展開力のインフレが著しい昨今のゼクスにおいて、「あの位置のゼクスが絶妙に邪魔…」となるケースは多く、「イグニッションで登場した小型ゼクス」1枚の配置のせいで思った通りの動きが出来ない、なんてことがあったりすることも。
(余談ですが、先に挙げた「ズィーガー」デッキですと、「超越者【勝利】ズィーガー」のアルターブレイク効果「隣接相手ゼクスを全て破壊する」効果の為に配置を気にする局面が多く、それがちょっとしたゼクス1枚のためにかなり面倒なことになることがあったりします)
そのような状況の中、(ゼクス2体の展開を前提として)ノーコストで2面に干渉できるルルの性能は非常に光るものがあります。
「たかが3コストゼクスの除去の為にリソースを使ったりするのか…?」といった悩みを解消しつつ、それなりのサイズのゼクスが展開できます。
同じく破天降臨で2面処理が出来る「艶言の神魔ルクスリア」と比較すると
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優れている点
・自分が対象を選べる
・パワーマイナスの為、他のゼクスと組み合わせて除去範囲を広げることが容易
劣っている点
・単体では小型ゼクスの除去に留まる(ルクスリアは5コストまで除去が可能)
という優劣があります。この辺は状況に応じて使い分けで。
③パワー-5000と9000打点により、大型ゼクスの除去もできる
当然パワーマイナスの処理ですので、自身の攻撃と合わせたパワー14000までのノーマルスクエアゼクスの処理にも活用可能です。
当然各種プレイヤーエクストラによる絶界付与が使用できるタイミングであるため何がなんでも…という訳ではありませんが、1ターンに複数回アークゼクスを投げるなんていう状況もある中、大型ゼクスの処理手段は少しでも多いに越したことはありません。
なんにせよ、破天組で唯一「パワー10000以上の大型ゼクスに対抗し得るスペック」である為、かなり重宝されるでしょう。
④「2面除去」か「大型除去」かを選べる、または他のカードとの組み合わせで両方を叶えられる
②③共に単体で見たらありふれていますが、やはり「パワーマイナス」能力であることによりそのいずれかを状況に応じて選ぶことが出来る、あるいは他のカードの攻撃や能力により両方とも叶えてしまう可能性があることが最大の長所かと考えています。
対面のデッキ、プレイング、お互いの引き、イグニッションの当たり具合等々、盤面状況は様々になる中、「盤面処理の手段・方法が多い」事で助かる局面はそれなりに多いはずです。
「小型除去札しか無く、大型除去に難航した」
「小型が邪魔だが、大型を無視するわけにもいかず、結果的に残ってしまった」などというもどかしさを解決してくれる、痒いところに手が届くカードとなってくれるはずです。
⑤(余談)自分が使う各デッキとのコンビネーション
●ズィーガー
自分の構築で採用を検討してる「四凶星 終焉の魔獣エンデ」との相性は良く、パワー8000まで焼きながら12000までのゼクスを殴り倒せる…ってのはだいぶ良さげな気がしてます。
破天でエンデのカウントが進まない事だけ要注意。
また、何かとパワーラインが低くなりがちなズィーガーにおいて、それを補うパワーマイナスで盤面を掘り進められるようになる局面もありそうです。
●ガーンデーヴァ
まぁシンプルに除去範囲が広くなり、手数が多くなることが良いことでしょう。
打点が多くないガーンデーヴァにとっては、除去と「イデアドライブに引っ掛からない打点」を両立できるのも良い場面が多いはず。
…こんなところでしょうか。
③終わりに
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
初めての文章媒体での拙い文章、かつアーク期の実戦経験が乏しい中での執筆でしたが、エアプなりに一先ず書いてみました。
(書こう書こうと思って先延ばしにすると一生書かないだろうなとも思いつつ)
誤りに対する指摘、活用や考え方に関するアドバイスなど、ご意見もお待ちしております。
それでは。