ウディア、無骨な男の数奇な半生
こんにちは。Juneです。
とうとう来ました。
全LOLユーザーが待ち焦がれたチャンピオンの再来です。
そう、ウディア
時代遅れの代名詞・コスプレおじさん・3250RPのゴミ・彼氏に使って欲しくないチャンピオン第1位…
お遊びはここまでだ(肩パン)
今日はウディアという男、その数奇な半生、そして魅力について共に語り合おう、精霊達よ。
実装初期〜シーズン4頃まで(全盛期)
私は当時を知らないが、どうやら彼は最強格の一端だったらしい。
恵まれたステータス、マッチするアイテムが出る度に変容するビルド、最強の低CDのCC。
彼は様々に姿を変え、サモナーズリフトを席巻し人気を博していた。
アルティメットスキン「精霊の守護者ウディア」が実装されたのもこの頃。
全チャンピオン中特に人気のあるチャンピオンのみが所有しており、アニメーション・サウンド・エフェクトの他、特殊な変更要素が加えられた超豪華なスキンの一つ。
他の所有者がエズリアル・ソナ・MF・セラフィーンと錚々たる面々である事から、当時の人気が窺える。
それと同時に彼をフューチャーしたコミックが当時のクライアントに掲載された。
トップページをコスプレおじさんが堂々と占領する中々にキツい大胆な施策。
名実共に最強格であり、彼の華の時代であった。この頃までは。
シーズン5〜9頃まで(暗黒期)
ここら辺から話が変わってくる。
総チャンピオン数は100体を超え、様々な戦略が取られるようになった。
同時に攻め・逃げ・合わせ様々に使える「ブリンク」の重要性が増していた。
そうした中でブリンクを持たない彼は、余りにも不器用で、無骨過ぎていた。
森の中でコスプレをするだけで、レーンに顔を出してもサッと逃げられついて行けなくなる哀れなおじさんだった事は、想像に難く無い。
以前の人気など微塵も無く、新規ユーザーからは「なんでこいつが3250RPもするスキンを持ってるんだ?」と疑問に思われていた。
時代遅れの代名詞とされ、彼はすっかりユーザーから忘れ去られていた。
シーズン10頃〜直近(帰ってきた肩パン)
ゴミと化した彼の元に、いくつかの光が降り注ぐ。
①チャンピオン自体のバフ
Rのベースダメージが上がり、ファーム・低レベル時のファイトが鬼の様に強くなった。
元々強い部類だったが、後押しされた形となる。
APアイテムを積まなくても大ダメージが期待出来、更にビルドに幅が広がった。
②ゴーストの仕様変更
それまでは発動後徐々にMSを増加させるものだったが、発動直後から最高速度に変更・またキルに関与する事で効果時間が伸びる調整が加えられた。
ダリウスを筆頭に主にTopファイターの選択肢を増やす狙いがあったが、最も恩恵を受けたのは他ならぬウディアであった。
これにより彼はブリンクで逃げられても爆速で追いつき肩パンを浴びせる、不器用なままで時代の波を覆す男らし過ぎるファイターと化した。
そこにアイテムの全変更も後押しし、彼は再び時代を席巻、なんとプロシーンにまで起用されるようになった。
早くリワークしろと言われ続けていた男がメタのトップに上がりプロプレイヤーを次々と薙ぎ倒す信じられない姿は、まさに不死鳥と呼ぶに相応しい蘇りであった。
「ウディアがBanされる」という余りにも名誉な事態にまで発展し、涙を流したユーザーもきっと数多く居ただろう。
その後彼は手痛いナーフを食らい、再びメタから外される事となる。
短い光であったが、それは鮮烈であり、私も含め彼の無骨な姿に魅了された者は少なくない。
現在〜これから
リワークが決定しチャンピオンテイザーまで発表された。近々実装までされる予定。(リワーク決定から実装までとんでもなく長かったが)
チャンピオンコンセプトである「ブリンク無し」「AA主体」「柔軟に変容する4種の型(ウルト無し)」「ビルド幅の多様さ」は引き続き残されており、そこに新たに「型の強化(目覚め)」が加わった。
使用感は変えずに時代に即した強化を施した、正統進化と呼べるリワークだと窺える。
のろりん(※)もきっと納得してくれるだろう。
終わりに
様々な苦難を経て再び舞い戻った男の中の男ウディア、大ブリンク時代の今にどんな活躍を見せてくれるのか。使うのが楽しみです。
実装を楽しみに待ちましょう;)
良いLOLライフを👋