DX検定第7回の出題内容の考察と今回から試した学習方法(DXプロフェッショナルレベル)
本noteのコンテンツ一覧
はじめに
2021年1月に初めて第6回DX検定を受けました。12月27日頃から学習を開始し1ヶ月後の1月24日に受験し、700点台でDXエキスパートレベルを取得することができました。
第6回は1か月間で効率的に学習することができた感触があったので、やってきた学習方法を踏まえた基本的な学習方法を別のnoteにまとめています。
そして今回第7回で、無事にDXプロフェッショナルレベルを取ることができました。
今回新たに追加した学習方法の紹介と、第7回検定を受けてわかった出題内容の傾向(個々の問題レベルと全体レベル)の考察をこのnoteにまとめています。
それぞれのコンテンツの位置付けをまとめると以下のようになります。
DX検定の概要
DX検定はどのようなものかをあらためて解説すると、公式HPでは以下のように記載されています。
正直なところ、この説明だと、思考法でもなくあくまで知識だし、バズワードクイズのように聞こえてしまい(実際にそうなのですが)、いまいち訴求力が弱いなと思っていたところ、以下のリリース記事で訴求ポイントの表現を変えてきました。かなり見た目が良くなったと思います。
この後、出題内容の考察としていろいろと思うところをコメントしているので、もし出題者の方が読んでいたらぜひ上の訴求ポイントに沿うような出題内容に改善していっていただきたいです。
受験前に私が困っていたこと(第6回の投稿を再掲)
まず私が初めてDX検定を受験するにあたって困ったことがありました。それは、とにかくこの検定の情報が少ないことです。
今回の投稿では、上の疑問点のうち、太字部分についての疑問が解消できるのではないかと思います。太字以外については、第6回の基本的な学習方法についての投稿でまとめています。
第7回から追加した学習方法(G検定)
第7回では、第6回のときのnoteで紹介した「これをやっていたらプロフェッショナルレベルを取れていたかもしれない方法」を実際にやった上で、さらにそれに加えて、新たな学習を行いました。
前回第6回ではAI、機械学習、ディープラーニング関連の問題が全然わからず苦戦していました。
そのAI、機械学習、ディープラーニング関連問題対策としてのJDLA(日本ディープラーニング協会)のディープラーニングG検定の学習をし、実際に受験してみました。
DX検定のためだけに受けたというよりは、もともとAI関連分野を学びたいと思っていたので、結果的にDX検定対策となりました。相乗効果があるのでおすすめです。
DXプロフェッショナルを狙う方は特におすすめです。
- DX検定とG検定のダブルヘッダーの学習スケジュール
スケジュール感としては、以下のような感じです。
もともと6月12日までは別のことに専念していたので、6月13日から学習を開始しました。
DX検定とG検定が1週間差しかなかったため、事前にいつ頃に何をやるかを下のエクセルでざっと決めていました。
G検定が未知の試験だったこと、DX検定は前回学習の積み上げがあることからG検定にかなり比重を寄せています。ただG検定の学習も実質的にはDX検定の学習を兼ねています。
DX検定は公式eラーニングの模試形式を4セット連続正答率100%になったところまで繰り返しました。17セットほど実施しました。加えて最新問題対策で直近1年のトレンド系記事をリストアップして読み漁りました(↓例)。
G検定対策としては以下の教材を使いました。
・公式テキスト
・zero to one社の公式eラーニング+オンライントレーニング(これがあったので書籍の問題集は不要でした)
(※アフィ記事っぽいけどアフィではない)
zero to one社の公式eラーニング+オンライントレーニングの凄いところは、DX検定とは異なり、かなり作り込まれた講義動画を網羅的に視聴することができ、さらに本番を想定したオンライントレーニング(問題集)が全約800題、+本番を想定した模擬試験が入っているところです。
講義動画を見てから対応する問題を解くというのを繰り返すことで、かなり自信がつきました。
公式eラーニングとオンライントレーニングそれぞれ3,000円、セットで6,000円なので破格の価格設定となっているのが非常に嬉しいです。2021年2月に、講義を25,000円から3,000円へ、トレーニングを15,000円から3,000円に引き下げしています。おそらくG検定受験者が非常に多いので投資回収でき、価格を低く設定できているのではないかと思います。
(なお、DX検定のeラーニング(=オンライントレーニング(問題集))は9,800円です)
学習時間は子供が寝静まってからの、平日1日1~3時間、休日3~5時間くらいです。
G検定の本番は、概ね83%くらいの得点率で合格することができました。
DX検定を受けたけどAI関連の問題はよくわからなかったという方にはおすすめです。体系的なポータブルな知識が身につきます。
DX検定第7回の出題内容の考察
いよいよここからは、第7回検定の問題について考察していきます。
本試験を受けて記憶している範囲で120問の問題について個々に考察したコンテンツと全体の出題傾向を考察したコンテンツを用意しています。
趣旨としては、これからDX検定を受けようとしているけど、どんな問題が出るかわからない、学習方法がわからないという方がたくさんいると思います。そんな方向けに実際にどんな問題が出題されているのかを知っていただき、DX検定を受けるための少なくない貴重な学習時間をより有意義なものとしてもらいたいというものです。(やみくもに推奨書籍を読み漁るだけでは高得点は得られず、忙しい合間を縫って学習する時間を浪費することになり兼ねません)
また、もし問題作成者が見ていれば、もっとこの当たりを改善して欲しい、といったようなコメントも添えています。単なるバズワード検定とならないように、優秀なDX人材を正しく評価できるような意義のある出題に改善していただきたいといった要望をコメントに込めています。
個々の問題についての考察
ではここから、個々の問題についての考察です。noteが表形式で書けないため、画像の添付となっています。画像にリンクがついているので、クリックすれば関連記事に飛んでいきます。
どのような仕様になっているかというと、
例えば、以下は本試験前に出題されるPC環境確認用の例題ですが、仮に試験で以下のような問題が出題されていたとします。
このコンテンツでは、問題文はそのまま書けないと思うのでオブラートに包みつつ、問題区分、問題カテゴリー、その問題のメインテーマとなるキーワード、解答、出題方法、問題文と関連のある記事とURLを記載しています。
問題区分としては、以下の4つに区分しています。
・新作問題
・公式eラーニングの問題
・過去問
・過去の公式eラーニングの問題
私の記憶ベースで判断しているのでいくつか誤っているものもあるかもしれませんが概ねの分類としてご理解ください。
※公式eラーニング、過去の公式eラーニングの問題は、DX検定側の有料コンテンツなので関連する記事、URLは記載していません(下のように「ー」としています)。そういったものはメインテーマの用語を是非ご自身で調べてみてください。
問題カテゴリーは、公式のシラバスのカテゴリーでは問題を振り分けにくなったので、私が分けやすいような独自の分類にしています。振り分け困難なものもあり微妙なものもありますが概ねの分類としてご理解ください。
「関連する記事」欄については、テーマや解答のサポートとなるような記事やホームページを選定して記載しています。問題文とまったく同じ記事というわけではないですが、問題文と同じような記述部分をピックアップしています。いくつかの問題は、記事をそのままコピペしているような問題文も出題されています。ご参考程度にご利用ください。
自己採点と結果通知された実際の得点とで2問乖離があったので、どれか2問ほどは解答が間違えているようです。。この点の検証は難しかったのでご容赦ください。もし間違えている場所を見つけた方がいましたら教えていただけると助かります!!
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