皮すき(スクレーパー)
瀝青(アスファルト合材)はプラントでの出荷温度(積んだ時の温度)が160〜180度くらいあったりする。
現場まではシートを掛けて運んで、ユンボですくって降ろしたり、アスファルトフィニッシャーにダンプアップして降ろしたりするのだけど、大抵は余るのよね。
冷えると瀝青は固まってくるんで、積む前に荷台には付着防止剤を撒いておいて、荷台にへばり付かない様にするのだけど、現場で余ったのをプラントまで捨てに戻る頃には大抵はすっかり冷め切ってしまい、種類によっては石のように硬くなってしまい、荷台から簡単に落ちなかったりする。(スコップで叩いても火花散るだけで削れもしない時もあるくらい。)
特に冬場にガッツリ固まったら、軽油かけてしばらく放って置いてからスコップで剥がしたりもするんだが、そこまで硬くならずとも、ひつこくへばり付いたヤツを落としたりするのに活躍するのが「皮すき」またの名をスクレーパーと言う道具。
前に使ってたのはブレードが薄かったんで、ガリガリガツガツと酷使してたらブレードが曲がってしまい、直しながら誤魔化し使ってたんだけど、つい先日バキッとグリップの先から折れてしまい終了。
で、今回ちょっと頑丈そうなブレード厚1.6mmの良さげなのを購入。いざと云う時はハンマーで叩ける貫通タイプにしてみた。これがブレードがたわまずに力が逃げずなかなか良い感じで○。
こう云う使ってみて良い感じの工具とか手に入れるとアガるのよねw