フランス・ストラスブール 1〜2日目 2012.6
June 19, 2012
ドゴール空港からTGVに乗って一気にストラスブールへ向かう。ちょうど2時間半。東京から大阪へのぞみで行くような感じだ。しかし移動距離はその倍近くある。 電車はずっと速いスピードで走りつづける。車窓は青々とした麦畑か牛がのんびりと草を食む牧場。この2つがかわりばんこに延々と続く。 さすが食料自給率100%越えの国。でもちょっと退屈すぎた。
ストラスブールについて速攻、石畳の洗礼を受ける。ホテルまでの10分ほどで新品のスーツケースの車輪が傷だらけに。
ホテルにキッチンがついているので、その日は近くのスーパーで夕飯になりそうなものを物色。リースリングのワインがメチャ安い。どうなんだろうと思いながら2ユーロもしない激安ワインを買ってみたら、いつも買ってる1000円以下のワインとそう変わらない味。次は奮発して10ユーロくらいのワインを買おう!野菜と果物が安くて主婦2人は思わずハマる。冷食は値段の割にはお味はイマイチ。激安スーパーだったからなぁ。
買い物前に、ホテル近くの世界遺産Petite France地区を散策。今回の旅の相方Mちゃんは「リアルなジブリの世界だよ〜」と大はしゃぎ。ウロコみたいな屋根瓦がホントそれっぽい。近くの街が「ハウル」のモデルになったぐらいだしね。
June 20, 2012
朝から仕事で行くことになる展示会会場へ。ショーは明日からだけど、ホテルから結構遠い&田舎ということもあって下見を兼ねて行ってみた。 電車で20分バス30分。待ち時間も含めると1時間半弱かかった。運が良ければ会場に入れるかもと思ったらダメだった。
午後からはストラスブール観光。いくつかの教会を回って後に大聖堂へ。これがえらく素晴らしくて、感動のあまり最終日に再訪してしまった。
外側も内側もとにかく彫刻が凄いっ!教内中にある磔刑の彫刻が素晴らしかったのだけど、なんと照明が有料で、うっとり見とれているうちに照明が消えた!誰もお金を入れなければ、ずっと真っ暗でそこに何があるかも解らない状態に。慌てて小銭を投入したら明かりがついて皆驚いてた。あんないい彫刻なのにもったいない。(2018年に再訪したら彫刻はなくなっていた)
からくり天文時計もカッコよかった。次回は動いてる所が見たいな。
街中まで来たのでモノプリ(大きなスーパー)に寄って夕食の買い物。ロブションの冷食とワインが大当たり!やっぱ食べ物にはちょっとお金出さないと。
この日、フランスは「音楽の日」で街の広場はステージが組まれて本格的なコンサート会場に。教会でも夕方から小さなコンサートをするようでチラシを頂いた。街全体がお祭りの雰囲気で、こっちまでワクワク感が伝わってくる。明日の仕事さえなければ夜のイベントも楽しめるのに...と後ろ髪を引かれるように夕方にはホテルへ戻った。
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