Mリーグセミファイナル 4/12 二回戦感想
セミファイナル開催初日2回戦目です!
前回初めて東発からオーラスまで観戦記として書いたが5時間もかかってしまったので、 今回からは感想ということで気になった局だけをピックアップします!
前回のような全部を詳細に書く記事は好評でしたらまたやります!
それでは対戦カードですが今回は1戦目とかわりおじさんたちの戦いだ!!
東1局 親 滝沢さん
白鳥さんがタンヤオドラ1を鳴いて、 500、1000のツモアガリ
東2局 親 白鳥さん ドラ七
まず気になったのは滝沢さんの一打
候補は2つ
・九萬 タンヤオで仕掛けられるのと5ブロックに構えられメンツ手手順。
・2、4索 タンヤオは無くなるがチートイツのニ向聴に構えられメンツ手もみれる両天秤。
滝沢さんは鳴きは少ないが手順がよく比較的オーソドックスな選択をすることが多いイメージがあったので、後者の選択かと思われたが、そのどちらでも無くなんと打7索!
タンヤオとチートイツを見ずに6ブロックに受けた。特に69索が良い情報もない。すごく悪い選択とは思えないが良い選択とも思えない。
この後、③⑥のリーチは入るがアガれず。
打24索の選択をしていると次巡すぐ8索をツモるのでチートイツの一向聴
打六萬
打九萬
最終形は69索待ちになっていたであろう。
白鳥さんが9索を打つかどうかは分からないが、 おりたとしても親はノーテンになり滝沢さんがラスになる世界線は変わっていたかもしれない。
白鳥さんもその前の3萬から流石に押しすぎだと思う。滝沢さんに通ってない筋が三六九萬、四七萬、③⑥、69索。このうち2筋を押す。
一回戦せっかく日向さんが2着を確保してくれたのにこの勝負はトータルポイント一位のすることではないと思う。
東2局 一本場
堀さんのリーチを受けてこの手牌は白鳥さん。 一向聴とはいえドラなし赤なし。
ここから打⑧!! 彼女の岡田さんに観られてるのもあって、かっこいいところを見せたかったのでしょうか。
アガリもみたいのであれば、前巡は白打ちがいいでしょう。前順⑥打つ人は白の共通安牌を持って他家からの攻撃にも備えるオリ気味の打牌です。
お家に帰ったら彼女に怒られてください。
ほんと羨ましいです。。。
東4局 親 藤崎さん
細かい選択だがさすが堀さん。 親の赤五萬を見て、現物①を残してチートイツに決める。⑦が切り遅れるのを嫌ったのと残りの字牌も全て安牌で守備を見た一打。
結果はすぐに中を重ねてリーチ。 聴牌していた藤崎から一発で討ち取る6400。
藤崎も7700を聴牌していただけに悔しい放銃。
南1局 親 滝沢さん
白をポンしてこの手牌。 ドラ3でかなりあがりたい手。
滝沢さんは一萬をツモ切り。 トイトイもあるし四萬六萬の受け入れもある。 フラットな何切る問題なら正解であろう。 ただ今回は現状ラス目で必ずあがりきりたい局面である。
場を見てみよう。 堀さんの第1打が一萬で、自分の目から一萬が全部見えたところ。二萬は決して悪くない。 ただ、気になるのが今藤崎さんが手出しで一万を打ったところだ。
これは萬子の下が関連していることが多い。 一三三、一ニニ、一二三四のスライド 一ニ、一三のターツ落とし等…
どの形かは断定出来ないが、⑤のポンにあまり期待できないのでマンズで2面子を求めることが現実的になりそう。
であるなら、一ニ、一三のターツ落としだった際に鳴いて聴牌が入る七萬打ちは候補にあっても良かったと思う。スライドと考えるなら二萬が山に残ってことが多いので三萬打ちも有力である。
結果は一二二からの一だったので変わらないが 道中堀さんが打った二萬を見てトイツ落としをしていたので聴牌は入っていたかもしれません。
南3局 親堀さん ドラ2索
画像は藤崎さんの手牌。 白鳥さんのリーチに7索を打つ。 筋とはいえフリテン含みのターツとペン3索残りの手から打つのは見合ってないように思うが…
この後も無筋の⑥を引いて無筋の②打ち
風の噂で守備型と聞いたんだけど、この打牌は高宮型だ。巨乳ゼンツ打法だ。
あれは巨乳の高宮さんがやるから許されるのであってオジサンがやったら大罪になるのだ以後気をつけてほしい。
結果は流局し、オーラス横移動で堀さんが28,800でトップとなり2回戦が終了した。
堀さんは終始内容がよく攻守のバランス読みともにで安定感抜群。
滝沢さんは大きなミスはなかっただけにラスは悔しいだろうが、小さな手順を変えていればトップの世界線もあったと思う。
それでは最後に2回戦終了時のポイントを載せておきます!