肉を“浴びるように”嗜む
「肉を食べたい」という衝動に突き動かされ、東京ミズマチにあるハンバーガー店「Shake Tree Diner」に行ってきた。以前から店の前を通る度に何となく気になっていたものの足を運んでいなかったのを思い出したのである。
初めての来店か訊かれたのでそうだと答えると、店員さんが商品の特徴などを丁寧に案内してくれた。そのなかで私が気になったのは「ワイルディンアウト」というハンバーガー。とにかく実物を見てもらうと話が早いので写真を掲載する。これだ。
「肉を食べたい」という私の欲求を満たすのに相応しいボリューム感である。このバーガーは肉と肉で米を挟んでいるのが最大の特徴。これを大口を開けて頬張る。噛むと溢れる肉汁。31歳でも重たさを感じない適度な脂。美味い。しっかりとした噛みごたえもあって「いま、私は肉を食べている」という思いに浸れる。
そしてビールをぐびっと。ランチタイムの飲酒はどうしてこうも気持ちがいいのだろう。肉とビールを交互に“浴びるように”楽しむ。贅沢でもあるし、豪快に大口を開けて肉を食べ、酒を飲んでいるというシチュエーションによって何か強くなったようにも錯覚してしまう。
こうして私の「肉を食べたい」という欲求は満たされた。大変美味しかったのでまた行きたい。