コミュニティ・カフェ EMANONってどんな場所?利用者インタビュー編!
実際にカフェに集まっているユーザーに聞くのが一番はやい!ということで、大学生インターンによる、ユーザー高校生インタビュー。初回はEMANONを頻繁に利用する白河高校3年鈴木朝登(すずきあさと)くんに来てもらいました。
(以下、㋑が聞き手のインターン生、◆が語り手の朝登君になっています)
㋑「EMANONスタッフと話しているとよく名前を耳にする鈴木朝登くんに今日はインタビューしようと思います。よろしくお願いします!」
◆「よろしくお願いします!」
㋑「高校では生徒会長をしたり、学外では地域の高校生を結びつける団体を立ち上げたりと精力的に活動していて大学生の私も尊敬しちゃうよ。」
◆「ありがとうございます。でも、実際は僕自身がすごいわけじゃなくて、周りがすごいだけなんですよ。僕は本当に周りからの影響を受けやすくて、活動してきたことのほとんどを誰かがしたいと思ったことに乗っかる形で始めています。前から乗っかり気質はあるんですが、外に向けるような社会的な活動に乗っかり始めたのはEMANONに通い始めてからでした。」
「友達の友達が僕の友達にもなる空間。」
◆「カフェにはいろいろな大人たちがいて、地域の商店街の方とか役所の方、青砥室長の面白い友人もやってくるので、ふつうに家と学校の往復で過ごしていては知り合うはずのない方々と出会うことが出来ます。EMANONは人と人とを繋ぐハブ的な存在で、出会いと刺激が溢れているんです。」
㋑「出会いの場が高校以外にあるのってすごく羨ましいなあ。私は家と学校の往復だけで、学校外で出会いがあることなんてほとんどなかったよ。」
◆「出会いに関しては本当に恵まれていて、EMANONは知っている人が絶対にいて安心できる居場所ではあるんですが、知り合いが知り合いをイベントとかに連れてくるので行くたびに知り合いが増えていくんです。それがいつのまにか連鎖して気づけばEMANONの中、知ってる人ばっかりみたいな(笑)知り合いが増えるって、新しいことを知る感覚に似ていて、僕の知らない世界を新しい知り合いがいつも見せてくれている感じです。出会いがあるたびに『あの人のあの活動面白そうだな。一緒にやりたいな。』と思う機会も増えていって、気づいたらいろんな人のいろんな活動に参加させてもらっていました。」
㋑「新しいことにチャレンジするのは勇気がいるように思うんだけど。」
◆「僕一人で考えていたら、こんなに活動することはなかったと思います。背中をいつも押してくれる大人が周りにいたから、挑戦できたと思います。」
㋑「その大人っていうのは具体的には?」
◆「うーん。もう当たり前の存在になっているけど、やっぱり青砥さん(EMANON運営代表)と魁さん(EMANONスタッフ)かな。二人とも全く違う観点から僕をアシストしてくれます。
「青砥室長と魁さんがいなければ、今の僕はいない。」
◆「青砥さんは新しいことをやる時に長期的な目線で考えさせてくれて、僕が主催してイベントを行った時にも『なぜやるのか?』『それが社会に対してどういう意味があるのか?』というような問いを投げかけてくれます。僕がこうして活動してこれたのも100%青砥さんのおかげです。僕の理想の先生像は青砥室長みたいな人なんですよ(笑)」
㋑「魁さん(明治大学4年生、休学してカフェのスタッフとして活躍中!)は?」
◆「魁さんは先生というより頼れる先輩って感じです!年も近いし同じ目線で伴走してくださって、一緒に悩んでくれるんです。一人で考えていたらつまずいていたと思います。お二人がいなかったら、どんな高校生活を送っていたんだろう。想像できないです。本当に二人に出会えてよかった!」
㋑「EMANONさまさまだね(笑)」
◆「はい!すごく!もし高校三年間の出会いがなかったら今の僕はないんですよ!カフェに行く前の自分の生活もあの頃は楽しかったですけど、今思うとつまらない気がします。」
㋑「あさぴよにとってEMANONとは?」
◆「高校生のための児童館だと思います。普通の高校生ってやりたいことがあっても『できるわけない。』と諦めると思うんです。でもEMANONで出会う大学生や大人は『やってみれば?』と高校生を後押ししてれる方ばかりで、それにサポートもしれくれて。僕たち高校生がやりたいことを生み出す作業が0を1に変化させることだとしたら、周りの大人はそれを実行に移し、他の人を巻き込めむような活動にする1を10に育てる部分をサポートしてくださいます。知識をくれたり、同じようなことをしている知人を紹介してくれたり、現実をきちんとみせてくれたり。本当に心から感謝しています。今までありがとうございました。東京に行っても定期的に白河に帰りますのでよろしく!」
(テキスト:中井雛野)
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