
【効果絶大】 サポートの動きを改善するサッカー練習メニュー紹介 【5選】
「サッカーにおいてサポートの動きは大事!」
とはよく聞くと思います。また、サポートの種類にはどのようなものがあるのか?言葉として知っている方、定義をされている方も多いと思います。
【参考記事】フットボールにおける6つのサポート徹底解説
ただ、それらのサポートタイプを実際のトレーニングにおいてどのように落とし込み、選手のアクション改善を行うべきか?
そのトレーニング方法の幅に悩みを持たれている方も多いと思います。

ということで今回の記事では、これまで僕のYOUTUBEアカウントにて紹介/解説をしてきたサポートの動きを改善するためのトレーニング動画の中でも特に有効だと思う5つのメニューを共有したいと思います。
どの学年の選手だろうが、どのチームに所属しようが、所属するチームが持つプレーモデルに依存せず行うことのできる、より普遍的なトレーニングメニューとなっているので、ぜひ参考にしていただければなと思います。
【この記事を書いている人】

【参考動画①】 これでボールが受けられる、ライン間サポートの練習方法
1つ目は「ライン間サポート」を身につけるためのトレーニングメニュー。冒頭にも紹介した記事内では「超えるサポート」とも紹介をしていますが、重要だと思っていても中々トレーニングに落とし込むことに苦戦するコーチの方も多いのではないでしょうか?
ただスペイン人の低学年を見ていると、不思議なくらいにこの動きを習得するスピードが速いです。実際にスペイン人の選手が行っているトレーニング動画になるので1度見てみてください。
// ライン間に関連する参考動画 //
・【ボランチ選手必見】相手のハイプレスを無力化。”シャドーアタック”とは一体なに?
・【vs 4-3-3外切りハイプレス】ボランチがとってはいけない4つのポジション解説
【参考動画②】 フィニッシュまでの幅が広がる!3人目の動き+フィニッシュ
2つ目の動画では、グループ戦術の部類に当てはまる「3人目のサポート(動き)」とフィニッシュまでの融合トレーニングを紹介。
サポートの動き単体のメニューではありませんが、「技術と戦術は切っても切り離せない関係」という考え方から見れば、「サポートをする(戦術)」でアクションを終了させるのではなく、その後に出現する技術アクション(この場合だと、パス/シュート)までの一連の流れを切り取ることで、実際の試合への転換作業という意味ではリアリティが出るトレーニングが実行可能です。
小学生からマスターしておきたい、”3人目の動き”を達成するための4つのプロセス。 pic.twitter.com/ZynFcczKEk
— Jun Takada / 高田 純 (@ney10jun) August 8, 2024
【PART 1】小学生から知っておきたい3人目の動き4つのタイプ。 pic.twitter.com/ECsocE3ckI
— Jun Takada / 高田 純 (@ney10jun) November 30, 2024
【参考動画③】 明日からでも使える”認知”と”深さ”の融合TR紹介
「深さを取る」といった個人戦術アクションの中でも「後ろの深さ」つまりプレーの継続を図る「継続サポート」に焦点を当てたメニュー。
ただなんとなく、後ろに深さを取ることを回避するために十分な認知を要する1つのノルマも導入しているのでぜひ参考程度に。
【参考動画④】 ”離れるサポート”が小学生から身に付く練習方法
「ボールから離れて受けろ!」
受け手の選手にとってはよく聞くフレーズだと思います。ボールに近づくことを完全に否定するべきではありません。意図的に近づくことで、プレスを受けているボール保持者に対して緊急の出口(パスコース)を与えてあげることや、”受ける”を目的とはせずに自分のマークを引きつけることを目的とし近づくことで、味方にスペースという利益を与えることも可能です。
ただこちらでは、相手から離れることを目的としたサポートのトレーニングを紹介。登場する選手たちはスペイン人10-12歳ですが、一連の流れをスムーズに行います。受ける前の特殊ステップにも注目してみてください。
基本的な事なんだけど、ボールを受ける前に軽くジャンプしてステップを踏むこの感じ、スペイン人の子供達も同じなんだよなー。高学年にもなると言わなくても勝手にこの動作をしている。これは偶然じゃなくて、指導者からのコーチングが必ずあって下からの積み上げなんだよなpic.twitter.com/323KRza0e4
— Jun Takada / 高田 純 (@ney10jun) November 28, 2019
【参考動画⑤】 離れるサポートとテクニックアクションの融合トレーニング
最後に紹介するトレーニングメニューでは④でも紹介した離れるサポートとその他テクニックアクションをより融合させたものを紹介しています。
サポートを行う際の体の向きに関して議論されることが多いですが、適切なサポートの角度を調節さえできれば、自然と体の向きを作れるようになります。この適切な角度を彼らが無意識にも体現できるためのメニュー作成を心がけたいところです。
「体の向き」を修正するよりも、ボール保持者に対するサポートの角度調整を優先させる。 pic.twitter.com/lXPkJwkotS
— Jun Takada / 高田 純 (@ney10jun) November 24, 2024
ここまで5つのサポートの参考TRメニューとなりました。いつも発信していますが、特にこのようなプレーモデルに依存をしない個人戦術アクションの習得は早ければ早い方が間違いなく良いです。
僕もこの10年間の期間、小さいところだと10歳のカテゴリーからプロのカテゴリーまでを一通り指導してきましたが、差が出る部分のように感じます。
少しでも参考になるような内容になっていればなと思います。
自分が運営をしている「MLT FOOTBALL THEATER」では、このようなスペインフットボールのリアルな発信と、普段忙しく活動される指導者の皆さんが時間がなくても学びを続けることができる環境をテーマに日々アップデートを繰り返しながらサービスを提供しています。

-スペインサッカーを時間の無駄なく最短7ヶ月で学びたい方はこちら!
https://www.barcelonamltcamps.com/mlt-college
・スペインフットボールを知りたい!
・時間に言い訳なくフットボールを学びたい!
・指導現場での効率化を図りたい!
このような思いがある方はまずはぜひ、HPから詳細をご覧ください!