自分の中の自分に気付く&体験を食す #22
今日はOBPアカデミアという場所にて講座をさせていただいた。
今までの私とは違う進行をできている感覚がある。
以前の私と違ってもっと楽にできている。もっと力が抜けている。即興性を心の底から楽しめている感覚がある。
双方向のやりとりが大事なことはわかっているが、それでも以前は、なかなか出来ていない部分があった。
自分が講師としてお金をいただいている分、場のホールドだけでなく、何か自分発信で良いことを言わなければならないと思っている自分がいる。
別にそれ自体は悪いことではない。その責任感があるから十分に準備もしている。
しかし一方で、力んでいる側面があり、そんな自分だと、質問を受けた際にも何か既知の情報を伝えようとしている。既知の情報だけで話せることなんて少ないのに。
こんな以前と比べると、今日は圧倒的にリラックスしていた。笑
いや、厳密には、まだその良いこと言わないとと思う自分は確実にいる。いるんだが小さくなって、リラックスして、色々手放せている自分がいる。
すると、質問の背景が気になったり、参加者の感想からその場で私の中から生まれる言葉を出している。何か無意識と無意識で繋がって何かが生まれる感覚がある。
私もわからない部分はわからないと言いながらも、感じることを話せてもいる。
結果的に満足度がある気がする。
一方で、私はまだまだ他人の言葉を使っている。誰かの理論をもってきて話をしている。これがもっと自分の経験をもって話がしたい。他人の言葉(理論)を借りず、自分の言葉や経験だけで話ができればと思う。
どうすればそれができるのだろうか。
このリフレクションジャーナルではないか。笑
知識だけではなく、自分の言動、日々の体験をもっと食べたい。もっと食べて、胃の中で知識と絡み合って、私の血肉となってほしい。
こう文章を書くと、もっとという言葉が気にある。もっとは欲深い感じがする。もっとでなくてもいい。笑
少量でもいいから、今日食べるものが当たり前じゃないことに気づいて、あじわって食したい。
こうやって書くと、自分の中にいる色んな自分の存在に気付く。
色んな自分の存在に気付いて、その自分の声に耳をすませてあげたい。
2020年12月16日の日記より
2021年1月5日