姉と私#189
また実家に帰ってきたのだが、実家にいると、色んなドラマがあって楽しい。
昨日は、たまたま姉も子どもを連れて帰ってきた。
姉が少し悩んでいる様子だったようで、母と父が励ましており、私もほんの少しだが会話をした。
すると、夜LINEで姉から私へメッセージをくれていた。
そこには、今日話して楽になれたとのお礼と、それだけでなく、姉が幼い頃から人生の中で、何度私が助けになってきたかを書いてくれていた。
同じLINEグループにいる母はそれを読み、兄弟が仲良く助け合っていることに、涙が出たと返事が入っていた。
なんとも心温かくなる文章だった。
私自身、何度もジャーナルに書いているが、Give&Takeとやらは、どちらかがGiveで、どちらかがTakeというより、その瞬間に両方あるものに思っている。
私は幼い頃、一回りも離れた姉に育ててもらっているけど、姉は私を育てることが癒やしだった。
今実家にも、祖母は、母に介護をしてもらってるが、母にやりがいや貢献感を与えていると思う。
そう思うと、一見自分がGiveしているようで、実は何かGiveを受け取っているのではないか?
逆に、自分がGiveを受け取っているけど、受け取ることを通じてなにかGIveを与えられることはないのか?
それに気付けることが大事に思う。
人間、良くも悪くも忘却していく生き物で、昔のことを私もほとんど忘れている。
無意識のほうが多く、意識化できていることは限りがある。
姉がこうやって言葉にしてくれることで、大事なことを思い出し、意識化させてくれる。
姉がこうやって言葉にしてくれなければ、私がこう感じることはなかった、気付けなかった。いろんなことに気付くことも大事だが、それを言葉にして差し出すこともとても大事なことに思う。
MTG1つ、セッション1つ、雑談1つ、日記1つ、今私に内在していることをそのまま出していきたい。
2021年6月21日の日記より